宮原ゼミが「食品ロス削減推進サポーター育成オンライン講座」を受講
宮原ゼミが消費者庁主催の「食品ロス削減推進サポーター育成オンライン講座」を受講しました。講師として、消費者庁消費者教育推進課食品ロス削減推進室長の方にご説明いただきました。
今回の講義では、ガイドブックを用いた講義を受け、最新の食品ロスの情報、事業所や家庭でできる取り組みなどについて詳しく学びました。
私は講義を受けて、家庭での取り組みが特に重要だと感じました。目標として掲げられている「2030年に2000年度より食品ロス量半減」に対して、事業系は達成しているものの、家庭ではまだあと20万トン減らさなければ達成できない状況にあるといいます。
このような課題に対して、日々の食生活でできる3つのこと「買いすぎない」、「作りすぎない」、「食べ残さない」を意識しようと思いました。
また、正しい保存方法を知ることが大切だと感じました。この講座を受けてはじめて、もやしを冷凍保存できることを知り、こういった知識が広まれば、食材を買いすぎたとしても、正しい保存方法で鮮度を保つことができて、食品ロス削減に繋がると思います。
受講したゼミ生からは、「ロスとなった食品を処分する行為にも税金の負担、環境への負荷が大きいといった問題を解決するためには、消費者ひとりひとりが自分のこととして自覚をもつことが大切だと感じた。」「海外での食品ロス削減のために取り入れられているアプリケーションは、消費者と商品を売るお店との双方にメリットがあるため、大変良い取り組みだと感じた。」 「日本は海外と比べて消費者への情報提供が不足していることから、日本はまだまだ食品ロスについて自分事として考えている人が少ないのではと感じた。こういった人たちにゼミ活動を通して食品ロスによる影響や食品ロス削減に向けた家庭でもできる取り組みを広げていきたい。」 といった感想が挙げられました。
今回の講義を受けたことで、ゼミ生全員が食品ロスをより身近に感じ、自分自身に関する問題として考えることができました。
今後も、ゼミの活動を通して食品ロス削減を意識した取り組みやレシピ開発を続けるとともに、その取り組みを広めるための情報発信もしていきたいです。
食物栄養学科2年 宮原ゼミ 片渕美結
※資料は「食品ロス削減関係参考資料(令和6年6月21日版)」(消費者庁消費者教育推進課食品ロス削減推進室)より