中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「日本教育メディア学会 年次大会 (第31回大会)」で山本ゼミ生が研究発表

2024年10月21日

教育学部 山本朋弘研究室では、ICTを活用して授業を行う指導力の修得を目指しています。ロボット型教材やプログラミング教材を導入して小学校での授業を実践し、その学習効果について研究を進めています。また、学生の研究発表会への積極的な参加も山本研究室の特色ある活動のひとつです。
 
10月5日(土)~6日(日)、山本研究室の4年生2名が、鹿児島女子短期大学で開催された日本教育メディア学会 年次大会 (第31回大会)で各自の研究テーマについて研究発表を行いました。
 
来場者からは、検証対象者の実態や、今後の展望に対する質問のほか、多くの助言をいただきました。

角田さんは「今回の学会でも、研究者や現場の先生からたくさんの質問をしていただき、自分の研究を客観的に見つめ直す機会となった。」といい、さらに「ご指導ご助言もいただくことができ、それらを今後の研究に活かし、さらに研究を深めていきたいと思った。この経験を踏まえ、教師生活では、教科指導やプログラミング教育など様々な場面においてICTを効果的に活用し、児童が自立した学習者としていきいきと学びを深めることができるような教育を目指していきたい」
と話してくれました。
 
樽見さんは「異なる職業を経験されている方からのご指導・ご助言もいただき、研究を見直すいい経験になった」といい、今後は研究内容をより深めていくためにご指摘していただいたことを踏まえ、「作成したプロンプト集を教育現場で実際に活用してプロンプト集を見直し、修正・加筆し続ける必要性がある。また、教員を目指す教育養成課程の学生が指導案を作成する力を十分に養うことができるように活用の仕方も視野に入れて授業や業務の改善に生かすことのできる活用方法をみつけ、実践していきながら少しでも負担感の軽減につなげていきたい」と話してくれました。
 
 
◆発表を行った学生の研究内容一覧
樽見真衣,山本朋弘(2024)『授業づくりでの利用を想定した生成型AIプロンプト集の開発』
角田莉穂,山本朋弘(2024)『小学校体育での記録動画を用いた学習履歴への教師の見取りと支援の個別化に関する分析』