食品加工学実習:㈱明治様による講義「ヨーグルトのひみつ」
2024年10月26日
10月24日、フード・マネジメント学科2年生の「食品加工学実習」の授業で、株式会社明治 西日本支社の平山 愛友様を外部講師に迎え、「ヨーグルトのひみつ」というタイトルで講義をしていただきました。
平山様の講義では、ヨーグルトの製造原理・製造工程、菌の種類、ヨーグルトの種類(プレーンとドリンク)、菌の力などを講義していただきました。
ヨーグルトには、たんぱく質、カルシウムを摂取できる「乳のチカラ」、腸内フローラを改善し免疫力を高める「菌のチカラ」、栄養成分の消化・吸収を向上させる「発酵のチカラ」、「ヨーグルトの3つのチカラ」があるそうです。
この3つの作用を通して、ヨーグルトが健康に寄与する仕組みについて説明されました。
また、ビフィズス菌、乳酸菌、MI-2乳酸菌などのさまざまな菌の働きも教えてくださいました。
質疑応答では「水切りヨーグルトの栄養価は高いのでしょうか」「普段はどのような業務をされているのですか」など、学生からの質問に丁寧に応えてくださいました。
通常は食品加工の実習をしていますが、ヨーグルトの発酵時間が15時間ほどかかるため、今回は官能評価が実施されました。
脂肪分の異なる2種類のヨーグルトを比較し、どちらが脱脂乳を使用したヨーグルトであるか、味はどちらが美味しいと感じるか、全員で評価を行いました。