本学教員、学生が参加する団体が「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者表彰」文部科学大臣賞を受賞!
令和6年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者表彰において、本学の有志学生が参加する団体「SPLEA ICVs(スプリ アイシーヴイズ)」が、文部科学大臣賞を受賞しました。2012年からのカンボジアの子どもたちへリユース品を届ける活動が評価されました。
「SPLEA ICVs(スプリ アイシーヴイズ)」はスポーツ教育学を専攻する大学教員とその学生ら、複数の大学協同で行っているボランティア活動団体で、2012年からカンボジアでの教育活動を実施しています。本学教育学部の中島憲子准教授は設立時からのメンバーで、中島准教授のゼミ生や有志の学生がプロジェクトに参加してきました。現在は、10大学(6都府県)が連携し、登録学生は100名近くに及びます。本学の参加学生は現在16名で、大学内のサークル「NICVs」として活動しています。
活動内容は、文具類や運動用具などのリユース品を収集し、カンボジアの子どもたちへ届ける活動を軸に、体育・音楽・図画工作・科学・英語等の提案授業、運動会や運動文化祭の開催、スポーツフェスティバルの開催、放課後活動支援、児童養護施設や乳児院訪問などを中心に教育支援活動を行っています。コロナ渦で現地渡航が難しい時期も、リモートで現地の様子を知り、日本で準備していた文房具を船便で郵送するなど、教育支援のアプローチと併せて、「リユース活動」を途絶えることなく継続してきたことが、今回の受賞につながりました。
10月28日、表彰式には代表して、本学の中島憲子准教授、伊藤嘉人准教授(日本福祉大学)、川手翔生さん(愛知学院大学法学部3年)の3名が出席し、表彰状が授与されました。
※この表彰は、リデュース(発生抑制)・リユース(再使用)・リサイクル(再資源化)(「3R」)に率先して取り組み、継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている者を表彰することによりこれらの活動を奨励し、もって循環型社会の形成推進を図ることを目的としています。本年度は全国から74件の推薦案件が寄せられました。
令和6年度受賞者 – リデュース・リユース・リサイクル推進協議会