【ビジネスエントリー演習Ⅱ】本学職員がキャリアビジョンに関する講義を行いました
「ビジネスエントリー演習Ⅱ」は、多様化・複雑化する大学卒業後のキャリアについて考え、各自の進路目標に向かって円滑に就職活動を進めるために必要な基本的知識を取得することをねらいとした流通科学部3年生対象の授業です。
11月28日の講義では、入職10年以上の「キャリア経験談」と題し、中村学園 総務部の職員であり流通科学部の卒業生である白濱裕介さんが、ご自身の就職活動や、キャリア形成などについて講義を行いました。
講義では初めに、ご自身の学生の頃の過ごし方や就職活動について率直にお話しいただきました。学生たちは白濱さんの学生時代を、現在の自分と照らし合わせながら聞いている様子でした。その後は入職後、働き始めて感じたことや、社会に出て求められることなどについて、多くの苦い思いや失敗は、自身が成長するための大切な経験であることを伝えていただきました。学生たちは働くイメージ、学生と社会人との違いや通じることを具体的にイメージできたようです。
「失敗は全て発見」「当たり前のことで差を付けること」など、就職活動を進めていく中で、そして社会に出てから、人として成長していくために重要となる考え方を教えていただきました。
講義の最後には、「自分で選んだ道を自分で正解にすることが大切。就職活動、そして人生が豊かなものになるよう応援しています」というメッセージが送られました。
質疑応答では、学生から多くの質問がなされました。
「同じ学部の先輩の話ということで親近感が湧いた。失敗を恐れずに目の前のことにはチャレンジしていきたいと思った」「当たり前のことを継続して徹底することが、どれだけ大事であるかを知ることができた。今日から早速心掛けていきたい」「社会人として働くことに漠然とした不安はあるが、今の内から目の前のことに一生懸命取り組み、いずれは大きなチャンスを与えてもらえるような人になりたい」など、多くの前向きな感想が寄せられました。