中村学園大学・中村学園大学短期大学部

フィンランド・クリスマスワークショップを開催しました

2024年12月17日

12月12日(木)本学にてフィンランドのクリスマスを体験できる「フィンランド・クリスマスワークショップ」が開催されました。本イベントには、本学の学生のみならず、女子校の高校生も参加し、高校生と大学生が交流しながら異文化理解を深める貴重な機会となりました。

まず初めに、トゥルク応用科学大学からの留学生Sara さんが、フィンランド文化やクリスマスの過ごし方について英語で紹介してくれました。また、N-HALプログラムでフィンランドに留学した教育学部の学生(梶原さん、岡本さん、堀内さん)が留学先での学びやフィンランド留学の魅力、そしてクリスマスの思い出について写真やエピソードを交えて話をし参加者は興味深く耳を傾けていました。

その後、第1部の「オーナメント作り体験」では、フィンランドの伝統的な装飾品「Himmeli(ヒンメリ)」を制作しました。制作に入る前に、Saraさんからヒンメリに込められた思いや、使用するストローの本数に意味があることなどについて説明がありました。制作中には、参加者が苦戦する場面もありましたが、Saraさんや発表した学生たちに質問しながら、最後には皆、上手く作品を完成させました。

第2部では「クリスマス菓子茶会」が行われました。フィンランドのクリスマスに欠かせない伝統的な菓子、ジンジャーブレッドクッキー「Joulupipari(ヨウルピパリ)」とパイ菓子「Joulutorttu(ヨウルトルットゥ)」についてSaraさんから、それぞれのお菓子の特徴や形に込められた意味が説明されました。その後、参加者はシュガーペンを使ってクッキーにデコレーションを施し、Saraさんや他の学生たちと会話を楽しみながら、和やかな時間を過ごしました。

参加者からは「興味があったフィンランド文化に触れるいい機会となった」「フィンランドのクリスマスについて初めて知ることが多く、楽しく学べてよかった。こんな機会があればまた参加したい」という声や、「フィンランドの方の話や留学経験を聞けて、留学への関心がさらに高まった」といった感想が寄せられました。

イベントは終始、和やかな雰囲気が流れ、参加者たちは楽しみながら異文化交流を深めることができました。今後もこのような高校生と大学生の交流の場を大切にし、さらに充実したものにしていきたいと思います。