中村学園大学・中村学園大学短期大学部

4号館の学生食堂に福岡県特用林産振興会より干ししいたけ、生しいたけをご提供いただきました!

2024年12月19日

12月12日はハンバーグ(きのこソース)、酸辣湯(干しいたけ・茹でたけのこ)、13日は高野豆腐としいたけの煮物、20日はきのこのポタージュなど、しいたけのおいしさを引き出す献立になっています。

今回の取組みは、福岡県特用林産振興会の「若い世代に県産のキノコ等を知って活用いただきたい」という趣旨を汲んで、食物栄養学科の学生がしいたけを使った献立を考案し、4号館で提供するというものです。そこで、福岡県特用林産振興会の竹内様によって、振興会の周りの方にも呼びかけていただき、きのこ類(干ししいたけや生しいたけ)の他、たけのこなども多分にご提供いただきました。

12月12日は、福岡県の方々と竹内様がご来学され、原木しいたけ(実物)やしいたけの栄養についてのパネルを展示し、4号館利用者の方々にしいたけの魅力をPRされました。

学生たちの中には、しいたけを苦手とするものもいますが、今回の取組みにより、しいたけのうま味成分であるグアニル酸の料理への活用方法およびしいたけに含まれる活性酸素の抑制や血圧を下げてくれる効果があるエリタデニンという成分などにも気づきを得たようです。
食堂を利用した学生からは、しいたけに弾力があってうま味を強く感じた、しいたけの献立のバリエーションが知れたなどの意見が挙がっていました。

このように、4号館の学生食堂では企業や行政からの食材PRのための依頼を受けたり、未利用食材におけるレシピ開発への要望にお応えしたりして、将来栄養士となる学生が日々研鑽しています。
ぜひ、お近くにお立寄りの際は「野菜200g以上、食塩2.5g以下」を目標に「体の調子を整える」食事を食べにいらしてください。