津田ゼミ:外国人留学生と日本人学生が共に学ぶ大学間協働学習
2025年1月15日
本学のフード・マネジメント学科津田ゼミは、国際交流や海外の文化に興味を持つ学生が多く集まることが特徴です。当ゼミでは、兵庫県立大学で経営・経済学を学ぶ世界各国からの留学生とともに、大学間協働学習を実践してきました。
この活動の目的は、日本人学生、外国人留学生が共に学び、日本の地方文化を世界に発信できるグローカルな人材を育成することにあります。
コロナ禍で始まったこの大学間協働学習は、主にEメールや動画の交換を通じて行われていましたが、今年度からはZoomを活用し、英語を共通語(ELF:English as a Lingua Franca)として議論するスタイルを導入しています。
今期のテーマは「持続可能な観光について」です。日本各地でインバウンド客が増加し、オーバーツーリズムが問題となっている現在、私たちはどのように解決策を見出すことができるかをグループで考える機会を得ました。
今期の活動を経て、4月はさらに沖縄の大学の学生も参加し、地方都市の留学生と日本人学生が英語をコミュニケーションの道具として使用しながら、「持続可能な観光振興」について英語で考え、発信する予定です。
本研究はJSPS科研費24K04058「持続可能な観光振興のためのCLIL:ニーズ分析とプログラム開発」の助成を受けたものです。