Nプロジェクト「地域の子どもたちに向けてオペレッタ『魔法のランプ』」を上演しました!
私たち幼児保育学科永渕ゼミ20 名は、約1年間オペレッタ制作に取り組んできました。先輩方から引き続き私たちで11年目を迎え、多くの施設から依頼を受け大変感謝しております。
有住子ども会と連携して有住小学校の子どもたちと地域の方々、原西公民館と連携して原西小学校と地域の方々、おひさま保育園、大濠保育園、中村学園大学付属壱岐幼稚園、いろどり真愛保育園、野ばら第二保育園、さつき幼稚園にて公演を行いました。それぞれの施設から「とても面白かった。」「また観せてほしい」と温かい言葉をたくさんいただき大変嬉しかったです。
ゼミの活動が始まった当初は1年後にできるのか不安でしたが、台本係が率先しオペレッタ「魔法のランプ」を徐々に形にしていくことができました。永渕ゼミではゼミ長はおらず、全員が率先して動いていけるように20名全員に役割があります。そのため、舞台を作っていく中で互いに意見を出しやすい雰囲気作りが自然とでき、和気あいあいとした活動につながり、毎週ゼミの時間が楽しみでした。
ダンスが得意なゼミ生はダンスリーダーを担当し、ピアノが得意なゼミ生は劇中歌を担当し、当初役割が無かったゼミ生は率先して照明を担当するなど、一人ひとりがより良い舞台を作り上げるため、一生懸命取り組みました。永渕ゼミでは人間関係力の育みを大切にしており、1年間の制作期間を経て、ゼミ生同士が助け合いながら互いの関係性をより良いものにしていくことができました。
各学校、園ではオペレッタ終演後に子ども達と触れ合う時間を設けていただき、子ども達の「楽しかった」「また見たいな」という言葉が何より嬉しくやりがいや達成感を感じることができました。
子ども達の素敵な笑顔を間近で見ることができ、改めて保育者という道を選んでよかったと実感することができました。保育者、教育者を目指す私たちにとって、このように子ども達と関わることのできる機会は大変貴重な時間であり、地域の方々と多く触れ合う貴重な機会を多く頂けたことに感謝しております。社会人として地域に貢献できる人材になりたいと思います。
また、大学からこの活動を応援していただき、Nプロジェクトとしてご支援いただいたことで、子ども達がオペレッタの世界観に引き込まれるような衣装や大道具、小道具を制作することができました。このような支援にも大変感謝しております。
学校生活最後の年に一生忘れることのない素敵な思い出を20名で作ることができました。関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。
来年度以降も子ども達の素敵な思い出の1ページになれるよう永渕ゼミは全力で活動してまいります。本当にありがとうございました。
初演の模様はこちら⇒https://www.nakamura-u.ac.jp/jc_childhood_topics/44251/
レポート:幼児保育学科 永渕ゼミ2年 内藤梨沙
※Nプロジェクトとは、地域の皆様との交流活動を目的に学生が主体性をもって企画から実施・運営を行う活動に対して大学が活動費を支援する制度です。