中村学園大学・中村学園大学短期大学部

仁後ゼミ「柳川の食材を活かした新たな食開発」~第20回柳川よかもんまつりでのおにぎり調理~ 一般社団法人おにぎり協会との連携事業

2025年2月19日

食物栄養学科 仁後ゼミでは、学びの専門性を活かして地域に貢献することを目的として、福岡県柳川市の食材を使った新しいレシピ開発に継続的に取り組んでいます。

2月15日(土)、仁後ゼミは今年度最後のゼミ活動として、柳川市民文化会館 水都やながわで行われた「第20回柳川よかもんまつり」に参加し、柳川市・一般社団法人おにぎり協会との連携事業としておにぎりの調理・販売を行いました。

おにぎりと関わりの深い具材などを持つ新潟県南魚沼市、村上市、富山県魚津市、福岡県柳川市、埼玉県深谷市、和歌山県みなべ町、愛媛県今治市の7自治体と共に、「おにぎりサミット」が2024年2月2日に東京大手町で開催されており、柳川市からは特産品である海苔が選ばれました。
11月24(日)に柳川総合保健福祉センター 水の郷にておにぎり協会と交流会を行い、ゼミ生は、東京浅草の老舗おにぎり専門店「宿六」3代目店主 三浦洋介氏からおにぎりの調理指導を事前に受けており、炊飯方法、蒸らし方、握り方などこれまで学内で練習に励んできました。

おにぎりは柳川産の海苔の他、新潟県南魚沼産コシヒカリ、愛媛県今治市の伯方の塩、新潟県村上市の塩引き鮭、和歌山県みなべ町の南高梅など「おにぎりサミット」にちなんだご当地の食材を用いて作られ、開店から行列が途切れることがなく、おにぎり協会代表理事・中村祐介氏にも店頭でおにぎりの紹介をして頂きました。
当日は日本おにぎり協会のブースに南魚沼市とみなべ町のブースも隣接しており、互いに交流を深めながら、おにぎりやそれぞれの食材のPRを行いました。ストーリー性のある長期間の取り組みを体験し、学生たちは「本物の食材」と向き合う貴重な経験を得ることができました。