眞次ゼミ~糸島のかき小屋「カキの佐々木」を訪問~
2025年3月17日
2月19日、水産業を研究のテーマにする眞次ゼミが、今回のゼミでは、糸島のかき小屋を訪問しました。以下、学生のレポートです。
今回は、糸島の「伸栄丸カキ」の佐々木さんが運営するかき小屋を訪れ、新鮮な牡蠣をその場で焼いて食べる体験をしました。かき小屋を利用するのは初めてで、その楽しさと美味しさに感動しました。牡蠣は身が大きく、旨味がギュッと詰まっていて、タレやレモン汁をかけなくても十分に美味しかったです。また、ホタテやエビ、イカもいただきましたが、特にホタテの身が大きく、非常に美味しかったです。
佐々木さんの講話を通して、かき小屋の利用者の多くが観光客ではなく、地元の方であること、また、糸島では牡蠣の最低価格が設定されていることに驚きました。さらに、牡蠣養殖における大変な作業についても学びました。例えば、買い付けのために遠方へ視察に行ったり、牡蠣のシーズンが終わると、かき小屋を撤去したり、最適な収穫タイミングを管理するなど、多くの手間がかかっていることが分かりました。また、牡蠣殻を一つ一つ付着したフジツボなどを取り除くのを手作業で処理をしているところを見て、その大変さを実感しました。
かき小屋では、ただ牡蠣を食べるだけでなく、その場の雰囲気や体験がとても特別でした。炭火で焼いた牡蠣の香りが漂い、外は香ばしく、中はプリっとして、一口食べるたびにその美味しさに驚きました。何度でも食べたくなるほど満足感があり、食べるほどにその美味しさに魅了されました。ぜひ、色々な人にこの体験をしてほしいと思いました。
フード・マネジメント学科3年 井宮 あかり