ドラッグストアモリとの商品開発 ~パッケージデザイン~
フード・マネジメント学科の有志学生が、株式会社ドラッグストアモリ様とプライベートブランド商品の商品開発に取り組んでいます。この活動は第二期を迎え、新しいプロジェクトが進んでいます。以下、学生のレポートです。
3月29日(土)、今回のドラッグストアモリ様との活動は、前回12月に行ったお試し会の意見が反映された試作品の商品パッケージとなるデザインを考案しました。3つのグループに分かれて、「お菓子」、「菓子パン」、「柔軟剤」の各カテゴリーの商品のパッケージ案を実際に自分たちで描き、デザイナーの方々と共にグラフィックデザインツールのIllustratorでパッケージデザインを行いました。
私たちのグループでは、「月下美人」という花の香りがする柔軟剤を担当しているのですが、そのパッケージデザインの作成にあたり、純粋にその花が持つ優雅で神秘的な雰囲気を表現することを重視しました。まず、その花の特徴を調べ、花びらの繊細さや香りの印象をパッケージにどう反映させるかを検討しました。その結果、落ち着いた色合いを基調にし、花の持つ美しさや香りの高級感を感じさせるデザインを大まかに考えました。
デザインの方向性が決まった後、デザイナーの方に具体的なデザイン作業を依頼し、完成したデザインを確認しながら修正を加えていきました。例えば、色使いについては上品で洗練された印象を持たせるために、シックなトーンを基調にしつつ、花の柔らかさや香りの広がりを表現できるようなアクセントカラーを取り入れました。また、フォントや装飾の細部についても、花のイメージに合うよう調整しました。
今回のプロジェクトを通じて、コンセプトとなるイメージを大切にしながらデザインを考えることの面白さを実感しました。一つの花の魅力を表現するために試行錯誤し、そのイメージを視覚的に形にする過程は、とても貴重な経験となりました。また、デザイナーの方々が私たちの要望に一つ一つ丁寧に対応して下さり、細かい修正を繰り返しながら仕上げていく姿勢には、本当に感銘を受けました。そのおかげで、より魅力的で洗練された商品が完成したと感じています。今後もこの経験を活かし、魅力的な商品開発に取り組んでいきたいと考えています。
フード・マネジメント学科2年 井野 武蔵/松村 拓摩
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