中村学園大学・中村学園大学短期大学部

『海外フードビジネス研修成果報告会』が行われました

2025年4月21日

4月18日、フード・マネジメント学科の「海外フードビジネス研修」成果報告会が行われました。
当学科では、「グローバルな視点をもち、学びを海外のフードビジネス展開につなげる人材の養成」を教育目標の一つに掲げており、本研修は海外でのフードビジネス展開に必要な国際感覚を身につけることを目的として、フード・マネジメント学科の主に2年生の希望者を対象に行われています。
令和6年度の研修に参加した3年生6名が、7日間の現地でのフィールド調査の内容や研修の成果を、2グループに分かれて発表しました。
 

研修では、協定校であるハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(KCC)での調理実習、シェフによる講義を通してハワイと日本での食文化の違い、現地学生との交流が得られました。
現地の食関連企業(Lion Coffee、The Cherry Company、Sun Noodle、Aloha Tofu等)へのフィールド調査では工場見学やインタビュー調査による貴重なマーケティングリサーチの機会となりました。
各グループは、ハワイの食文化や生活習慣を踏まえ、新規ビジネスとして商品・メニューを提案し、研修成果を発表しました。
発表の結びに、参加した学生たちは
「現地で働く日本人の考え方やビジネス展開の極意を聞け、大変貴重な体験が出来た」
「英語の勉強は必須であると認識した。今後は語学力を向上したい」
「調理実習で仲良くなったKCCの学生のバイト先に遊びに行き、アサイーをご馳走してくれたことが一番の思い出」
など、学びや体験をリアルな言葉で伝えてくれました。
 
研修を担当した株田教授からは、「フードビジネス産業はグローバルな視点で展開していく時代。この研修で海外のフードビジネスについても活きた学びを深めて欲しい」と述べられました。
令和7年度の「海外フードビジネス研修」募集説明会は、フード・マネジメント学科の学生を対象に9月に行われる予定です。