健康開花フェスティバル2025を開催しました!
2025年6月14日(土)、本学フード&ヘルスイノベーションセンターでは、地域住民の健康寿命延伸を目的とした体験学習イベント『健康開花フェスティバル2025』を開催しました。
昨年度に引き続き今年度もランチ付きで参加費500円とし、あいにくの雨天にもかかわらず、約110名の方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。福岡市内のみならず、福岡県全域、そして県外からも会場に足を運んでいただきました。
測定コーナーでは、自身の健康状態を知るための健康度測定(体組成、血圧、舌圧、握力、骨強度、運動機能、ベジチェックなど)を実施しました。
健康相談コーナーでは、医師、歯科医師と管理栄養士による健康相談が行われ、今後の健康づくりに役立つアドバイスを得られ、ご満足いただけたご様子でした。
講演会では、前九州医療センター皮膚科科長であり、前九州大学医学部皮膚科臨床教授の占部和敬氏をお迎えし「健康に影響を及ぼす皮膚トラブル~子どもからお年寄りまで~」をテーマにご講演いただきました。様々な皮膚トラブルの症例を、画像を交えて分かりやすくご紹介いただき、それぞれの皮膚病に応じた治療法についてご説明いただきました。スキンケアの方法など、日常生活において実践可能な皮膚トラブルの予防策についても、有益な情報をお伝えいただきました。
販売・体験ブースでは、産直野菜や地元企業による地産地消食品の販売も行われました。本学卒業生が手がけるスイーツ店「ミークラボリエ」からは糖質オフのお菓子が販売され、博多じょうもんさん入部市場からは新鮮な野菜や果物が並びました。また、味覚センサーの紹介や、とろみ調整食品の体験も実施され、多くの来場者に楽しんでいただけました。
ランチは、栄養科学科の学生が調理した「美ら肌弁当」を提供しました。講演会のテーマにちなんだ皮膚の健康を意識した献立となっており、来場の方々にたいへん好評でした。
本学栄養科学科・栄養科学研究科の学生もボランティアとして参加し、測定や参加者とのコミュニケーションを通して、管理栄養士を目指す上で、貴重な学びを得ることができました。
参加された方からは「様々な測定を通して、自分を知るきっかけになって良かった」「お弁当のレシピをいただいたので、家でも挑戦してみたいと思うとともに、これからも健康に気をつけていこうと感じた」「学生やスタッフが大変親切で、初めての参加でしたが元気をもらい、とても楽しく過ごすことができた」など多くの感想が寄せられました。
今回のイベントが、参加された方々が自身の健康について再認識し、健康維持・増進への意欲を高めるきっかけになったようです。
関係各所ならびに学生スタッフの皆様のご支援ご協力のおかげで、滞りなくイベントを実施できましたことに、厚く御礼申し上げます。今回の課題を踏まえて改善を図り、来年度も皆様に喜んでいただける健康増進イベントの実現を目指してまいります。