幼児保育基礎セミナー「付属園見学」が行われました
6月19日(木)、幼児保育学科1年生を対象に、幼児保育基礎セミナー第9回「付属園見学」が行われました。
この授業は、中村学園と幼児保育学科の特徴を早期に理解すると共に、短期大学生としての学修と生活の基本について学ぶこと、専門教育の意義と重要性を理解することをねらいとしています。
今回は、本学付属「大濠保育園」にて、「付属園見学」を行いました。
学生たちは、濱﨑園長から保育園の説明を受けるグループと、子どもたちと交流・遊びを担当するグループの2つに分かれて活動しました。
一定時間ごとにグループの入れ替えを行い、すべての対象学生がどちらの活動も体験できるようにしました。
濱﨑園長からのご説明では、大濠保育園の特徴や方針、保育園で働く魅力などについて分かりやすくお話しいただきました。
交流・遊びを担当するグループは、子どもたちとともに屋外で遊びの活動を行いました。初めは緊張していた学生たちも、時間の経過とともに積極的に子どもたちに声をかけ、楽しく交流することができたようです。最後には、子どもたちとの別れを惜しむ様子が見受けられました。
学生からは「保育園内は、子どもたちが安心して楽しく遊べるよう様々な工夫が施されており、大変印象深かった」「授業内で実際に保育園の子どもたちと遊ぶのは初めてであったため、楽しみな反面緊張も感じた。遊ぶ中でも、子どもたちがけがをしないよう注意したりなど、周囲をよく観察しながら行動することの大切さを実感した」という感想が聞かれました。
学生たちは、ただ単に子どもと遊ぶのではなく、保育者の視点に立ち、子どもたちの様子に注意を払いながら遊ぶことの重要性と難しさを学んだようです。
本学では、こうした現場と連携した学修の機会が整えられています。
キャンパス内の学びでは得られない実践的な気づきを、付属園への訪問を通じて体験することができ、今後の学びに対する意欲を一層高める実りある機会となりました。