ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(KCC)とノースアイランドカレッジ(カナダ)の学生を招いて「日本スタディプログラム」を実施しました。
2025年6月30日
2025年6月11日から25日の14日間にわたり、協定校であるハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(KCC)およびカナダのノースアイランドカレッジ(NIC)から、料理学・製菓・フードサービスマネジメントを専攻する学生8名が来日し、「日本スタディプログラム」に参加しました。本プログラムは、「食」をテーマに日本文化への理解を深めることを目的としています。
期間中は、フード・マネジメント学科の水元 芳教授による日本の食文化と伝統食品に関する講義、ならびに食物栄養学科の森脇 千夏教授による「お米」についての授業が行われ、学生たちは日本の食の基礎に触れました。
また、ジョーキュウ醤油、千鳥饅頭総本舗の製造工場や日本ブライスの精米工場の見学といったフィールドワークも実施され、食品の製造工程や品質管理について学びました。さらに、「茅乃舎」や「寿司やま中」、「吉塚うなぎ」など福岡を代表する飲食店を訪れ、日本の食文化を実際に体験しました。
姉妹校である中村調理製菓専門学校では、日本料理に関する調理実習も行われ、参加学生たちは実践を通じて理解を深めることができました。
今回のプログラムでは、アメリカ・カナダの学生による英語での大学セミナーも開催され、本学学生との国際交流が活発に行われました。参加した本学の学生からは、将来の留学に向けた意欲を新たにしたという声も多く聞かれ、交流の成果が伺えました。