中村学園大学・中村学園大学短期大学部

令和6年度N-HALプログラム実践活動報告会を開催

2025年7月8日

7月7日(月)、令和6年度N-HALプログラム派遣学生2名による実践活動報告会が開催されました。

このプログラムは、語学の修得のみならず、学生が自ら定めた明確な目的と意欲的な目標に基づき立案した実践活動を留学中に実施する本学独自の派遣留学プログラムです。令和6年度に派遣された2名はそれぞれ海外の協定校で、目標とする実践活動を行いました。

〇栄養科学部 栄養科学科4年 宮里 萌さん

留  学  先 :  アメリカ ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ
留学期間  :  2024年4月~2025年3月
実践活動テーマ  :  食の観点からのハワイ、沖縄のつながり、パシフィックリム料理を学ぶ

留学前に沖縄料理の調査活動を行い、沖縄の食文化の独自性を学びました。渡航後はKCCの授業やボランティア活動等において、パシフィックリム料理(ハワイの食材を使いアジア各国の料理を融合させた新しいスタイルの料理)に触れ、理解を深めました。

〇教育学部 児童幼児教育学科4年 江﨑 朱望さん

留  学  先 :  フィンランド トゥルク応用科学大学
留学期間  :  2024年8月~2025年3月
実践活動テーマ  :  フィンランド人が英語を話せる理由について

トゥルク市内の3つの公立小学校、日本語教室で英語授業の調査を行い、フィンランドにおける英語教育の特徴を考察しました。フィンランドでは日常生活で英語に触れる機会が多く、環境そのものが日本と大きく異なっていることも目の当たりにしましたが、その中でも児童がより英語に親しみやすくなるようゲーム感覚で楽しめる授業を行っていたり、正しさよりも伝えようとする姿勢に重点を置くことで児童がより安心して発表出来るようにしたりと、教師の工夫によって英語力が高まっていることを学ぶことが出来たのは、大きな収穫でした。今後の研究および将来、小学校教員になったときに活かしたいとのことです。

「中村学園大学主催 海外留学プログラム」はこちら
https://www.nakamura-u.ac.jp/international/program.html