中村学園大学・中村学園大学短期大学部

津田ゼミ:科研費公開講演会「キャンパスから考えるフード・ダイバーシティー」に参加

2025年7月28日

2025年7月24日、津田ゼミの学生たちは、科研費オンライン公開講演会「キャンパスから考えるフード・ダイバーシティー」に参加しました。

本講演会は、食の多様性に対する理解を深め、大学教育における食育のあり方を再考することを目的として開催されました。前半では、NPO法人ベジプロジェクトジャパン代表の川野晴子氏が登壇し、ベジタリアン・ヴィーガン対応の現状と課題について講演を行いました。後半では、中村学園大学短期大学部の仁後亮介講師が、「大学生の英語による食育に関する意識調査」の結果を報告し、教育現場における食育と英語教育の連携の可能性について示唆を与えました。

学生の声
長岡 和奏さん

「ベジタリアンという言葉は知っていましたが、健康や宗教だけでなく、さまざまな背景があることを知りました。お肉と比べて栄養や味に不安を感じる人も多いと思うので、そのイメージをどう変えていくかが課題だと感じました。私はチーズが好きなので、ヴィーガンチーズをぜひ試してみたいです。」
中村 菜乃巴さん
「ベジタリアンやヴィーガンは特別な人ではなく、誰でも取り入れられる身近な選択肢であることが分かりました。背景にはさまざまな理由があることも学びましたが、特に健康面には興味を持てたので、自分もこの日だけはベジタリアンメニューにしてみようと思いました。」
上田 愛莉さん
「仁後先生の講演では、小中高生と大学生を対象とした食育の研究が紹介され、特に外国人児童への対応や、英語による食育の学習機会の不足が課題であることが分かりました。」

今後も津田ゼミでは、食と教育の多様性に関する理解を深める取り組みを継続してまいります。

本講演会は、科研費基盤研究(C)22K00782「小中高大連携を目指す持続可能な食育英語のCLILプログラム開発と効果検証」の助成を受けました。