2年生 集中講義「被服実習」が行われました!
中・高家庭科教諭の免許取得にかかる「被服実習」の集中講義が、8月26日(火)~9月2日(火)の6日間(毎日1~4限)で実施されました。
連日の酷暑の中ではありましたが体調を崩す学生もなく、中・高家庭科履修者全員、一人も欠けることなく、無事に全日程を終えることができましたので、その成果を報告します。
管理栄養士養成施設に置かれた教職課程ですので、タイトなカリキュラムの下、集中講義として学ぶことで、意欲的に「真っ向勝負」の気持ちで向き合うことができたようです!!
今年度の製作物の題材は、A.基礎縫い/①手縫い(なみ縫い、半返し縫い、本返し縫い、千鳥がけ、まつり縫い、たてまつり、この字とじほか)、②ミシン縫い等(ピンキングはさみ、ロックミシン、袋縫いほか)、B.ホームウェアの製作(パジャマ、巾着袋)、C.発展題材(ファスナー付きポーチ)です。中・高家庭科教諭の免許取得を目指していますので、題材は、中学校の衣生活学習のねらい「生活を豊かにするための布を用いた製作」に加えて、高等学校の共通教科家庭の科目「家庭総合」の「(2)衣生活の科学と文化」のねらいである「身体を覆う衣服」を意識した上で、専門教科家庭の科目「ファッション造形基礎」につながる題材となるよう選定されています。
ちなみに、「ファッション造形基礎」の製作題材例を学習指導要領解説編から抜き出すと、『シャツ、ブラウス、ワンピースドレス、ベスト、スカート、ズボンなど』ですから、パジャマは先に示した二つの題材をクリアしたものであることが分かりますね。
B.ホームウェアの製作物です♪
集中講義期間中は、被服構成実習室のOpenを待ちきれず、8時半前に登校・入室して自主的に実習を開始するなど、なんと言っても皆さん、たいへん『熱心』に取り組んでいました。当然のことですが、全員、期間内で課題を完成させることができました!! 皆さんの頑張る様子を紹介します。
進捗状況グループ別に説明を聞きます
ボタンをつける位置の確認をして..... こだわりのボタンをつけて試着してみました!
パジャマのズボンの裾を縫うために...
しつけができたら裾をミシンで本縫いします!
次は、巾着袋の裁断を始めましょう!
布を外表にたたんだら、しるし付けに入ります♪
巾着袋の両サイドを縫うためにしつけします♪
次は、ひも通し口を作ります♪
わたしは、防災リュックにアレンジしたいです♪
ポーチにファスナーをつけますが、意外に手強い!!