「ハウステンボスに学ぶ環境会計-33年の歴史からみるSDGs」
2025年9月11日
2025年9月5日、土井ゼミのアクティブラーニングとして、長崎県のハウステンボスを訪れ、同施設の環境対策とSDGsへの取り組みについて学びました。
今回の研修では、環境会計の一環(サステナビリティ情報の開示)として、ハウステンボス内の様々な取り組みについて調査しました。ハウステンボスは、三段階の下水処理施設や電気・通信・ガスなどのインフラを地下の共同溝に集約するなど、様々な施設のモデルにもなっております。また、第一種大規模小売店舗を取得した背景や当時の状況についての説明を受け、ハウステンボス33年の歴史を振り返ることができました。
アクティブラーニングを終えて
流通科学部3年 井上 初音
人生で初めてハウステンボスに行きましたが、オランダの景観を忠実に再現するだけでなくSDGsへの取り組みも数多く行われているのだなと感じました。特にハウステンボス内に咲いている花に使う水は再利用されているものを使っていたり、橋や護岸をコンクリートではなくレンガや石積みにすることによって魚の卵を産む場所として生態系を守るようにしていたり、ソーラーパネルを設置し、そこから電力の一部を賄っていたりと様々な工夫をしていることを学べました。また、当時の大規模小売店舗法の規制による苦悩やその対策についてのお話や、ミッフィーが使われている理由などなかなか聞けないような話まで聞くことができとても勉強になりました。