「国内フードビジネス研修Ⅱ」宮島醤油様を訪問しました(2)
2025年9月16日
「国内フードビジネス研修Ⅱ」は、食の生産から消費までの流れを現場で学ぶ演習科目です。工場見学や担当者様から直接レクチャーをいただくことで、衛生管理や品質管理、設備のしくみなどの理解を深めます。
以下は、宮島醤油様を訪問した学生のレポートです。
私ははじめ宮島醤油株式会社についてあまり知識がなく、醤油だけを作っている会社だと思っていましたが、そうではなく、醤油にとどまらず、味噌、ドレッシング、カレー、スープなどとても幅広い商品を世に送り出している会社であることを知りました。
実際に自分が将来就くかもしれない開発課の方から貴重なお話も聞けてとてもためになりました。開発課では幅広い年代の人たちで官能評価を行い、人の口だけを頼りに最高の味を追求していることが素直な驚きでした。また、工場内は徹底した衛生管理と、SQF認証「Safe Quality Food」という米国の食品マーケティング協会が管理するHACCPに基づいた食品安全・品質管理の国際認証規格を取得されており、国際的にも通用する安全性や品質を担保していることを知りました。こうした厳しい基準をクリアしていることがわかれば、消費者の安心感につながると思います。
こうした情報を今日知ることができたので、私の周囲の人にもしっかりと伝えて、今よりも多くの消費者の手に宮島醤油の商品を手にとってもらえるになれば素敵だなと感じました。
特に一番印象に残ったのは、商品開発がスタートしてから早いもので約3か月で市場に出るものもあるということです。また、ほぼ毎日2件ほどは新商品の開発を行っていると知って驚きました。これほどにも毎日新商品のコンセプトを思いつくのは大変なことだと思いました。
フード・マネジメント学科2年 西川 実咲