中村学園大学・中村学園大学短期大学部

眞次ゼミが九州電力株式会社様を訪問しました

2025年9月26日

フード・マネジメント学科では、3年次からゼミ活動が始まります。これまでの講義・演習・実習等で培った知識や技術を基礎に、専門性を高めつつ卒論研究の下準備を行います。眞次ゼミは問題意識を醸成するため学外での活動に積極的に取り組んでいます。
初回のゼミでは、九州電力株式会社福岡支店を訪問し、出前授業を受け、IH体験をさせていただきました。以下、ゼミ生のレポートです。

出前授業では、日本のエネルギー政策の基本となっている【S+3E】について学びました。【S+3E】とは、「安全(Safety)を最優先に、電気を安定的(Energy Security)に、できるだけ安い価格で(Economic Efficiency)、環境にも配慮して(Environment)供給することが重要である」という考え方です。普段の生活の中で、私たちが当たり前のように使っている電気の裏には、こうしたバランスを取るための工夫や努力があることを初めて知り、とても勉強になりました。そして講義の最後には、CO₂排出を減らすために、私たちに何ができるかを考え発表しあいました。
〇買い物の際にエコバッグを持参する ○エアコンの温度を適切に設定する
○ペットボトルの代わりに水筒を使う ○できるだけ徒歩や自転車で移動する
など、身近なところから始められる工夫が考えられました。
今回の講義を受け、エネルギー問題は専門家だけが考えるものではなく、私たち一人ひとりが関わっている問題だということに気づきました。今後も、日常生活の中で少しでも環境に優しい行動を意識していきたいと思います。

IH体験では、もちもちワッフル作りに挑戦しました。IHは、作りたい料理にあわせて自動で最適な温度に調整してくれるので、火加減の管理がとても楽でした。また、グリル内の様子を映像で確認できる機能もあり、調理中でも安心感がありました。お湯を沸かすときも、ガスよりも短時間で加熱できて、周囲が熱くならない点がとても便利だと感じました。実際に使ってみることで、IHの便利さや安全性を実感できました。

フード・マネジメント学科3年 牟田口 紗花