中村学園大学・中村学園大学短期大学部

中村学園大学付属あさひ幼稚園で公開保育を実施しました

2025年11月21日

11月10日から14日までの5日間、中村学園大学付属あさひ幼稚園にて、本学の学生や現役の保育者、大学の教職員などを対象とした公開保育を行いました。

この公開保育では、園児の年齢や活動の場所を問わず、日常の保育をありのままに公開しています。付属幼稚園を教育実践の場として広く公開し、園の透明性を高めるとともに、専門的な視点からフィードバックを受けることで、保育の質のさらなる向上を目指すものです。
保育中は、穏やかな雰囲気の中で、子どもたちから参加者に自然と話しかける場面も多くみられました。

参加者は、お互いの気づきを共有するため、感想を記した付箋を残しました。最終日の14日には、参加者の学びを深めるための振り返りの時間を設けました。

他大学の教員からは次のような感想が寄せられました。「子どもたちが主体的に、本気で遊ぶ姿がとても印象に残りました。自由遊びの時間に、ある園児が椅子を並べ替えて道路を作ろうとしている場面に遭遇しましたが、真剣に考えをめぐらせ、試行錯誤を繰り返す過程で、この園児にさまざまな学びが生まれている様子を見て取ることができました。このような子どもの主体的な遊びを生み出すための園の環境づくりや先生方の園児との関わり方など、今回の公開保育では、私自身にも大きな学びがありました。」

今回の公開保育は、現役保育者と保育を学ぶ学生、院生が同じ場で保育を見つめ、気づきを共有し、実践と理論をつなぐ協働的な学びの場となりました。