中村学園大学・中村学園大学短期大学部

学生が企画!「炊き出しボランティア体験」イベントを開催

2025年11月26日

能登半島ボランティアでの経験を活かし、学生が企画!
「炊き出しボランティア体験」イベントを開催

防災意識の高まりから「炊き出しボランティアで学んだことを伝えたい」学生が企画
近年、災害に関する備えが注目されていますが、温かく調理した「災害時の食事」は被災者にとって栄養的にも心理的にも貴重なものです。
中村学園大学の薬膳・食育ボランティア部学生は、2024年3月、能登半島地震の被災地で炊き出しボランティア活動を行いました。このボランティア経験から、被災時に役立つ普及活動、および炊き出しの人材育成につなげたいと考え、「炊き出しボランティア体験」イベントを企画し、昨年11月、中村学園グループの高校生を対象に、第1回目を開催しました。

昨年のイベントでの配膳体験

能登半島ボランティアでの配膳の様子

調理や配膳体験を通して、被災地での炊き出しの実際を伝えるイベント
災害時の「炊き出し」では、栄養を確保する献立作成、衛生管理、作業の効率化等の知識と技術が必要です。栄養と食について学ぶ「食の中村」の学生にとっては日常的なテーマですが、ライフラインが復旧しないなかでの献立や調理・配膳方法、被災者への接し方など、現地での学びは貴重な経験となりました。イベントでは、これらの経験を踏まえ、水や調理器具、食器の調達が難しい場合を想定した調理、被災者の属性や家族構成を配慮したロールプレイングでの配膳体験等を実施します。薬膳・食育ボランティア部では、このイベントを継続し、炊き出しボランティアの人的ネットワークを築きたいと考えています。

食を学ぶ学生たちの災害に備えた自主的な取り組みを、ぜひ取材していただきますようお願いいたします。

「炊き出しボランティア体験」イベント概要

日 程 : 2025年12月6日(土)13:00~17:00(12:30受付開始)
場 所 : 中村学園大学
内 容 : 学生(薬膳・食育ボランティア部)が講師役を務めます
〈講義〉被災地での炊き出し活動の報告、食事の調理時、提供時のポイント
〈調理体験〉がめ煮50食分の調理、配食体験、試食
対 象 高校生および一般の方 先着30名(参加無料)
申込先 https://forms.gle/KKanex8fJxXWyzdo7

【本件に関する取材の問合せ先】
中村学園大学・中村学園大学短期大学部
入試広報部 広報担当/奥・大野・岩﨑・垂水
〒814-0198 福岡市城南区別府5-7-1 TEL(直通) 092-851-2634  FAX 092-851-2539
Mail:kouhou@nakamura-u.ac.jp URL:https://www.nakamura-u.ac.jp

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