中村学園大学・中村学園大学短期大学部

学生相談室講演会「ほんとうに はじめての手話講座」を開催しました

2025年11月27日

11月13日、本学にて学生と教職員を対象に「ほんとうに はじめての手話講座」を開催しました。本講座は、手話を学び、聴覚障がい者の生活や文化への理解を深めることで、多様性と共生社会への意識を育むことを目的として開催しました。 

講師には、特定非営利活動法人 障がい者相互支援センターMCPより、文字通訳者の育成を中心に九州各地の大学で講習を行っている本田いずみ先生と市川安奈先生にお越しいただきました。  

講座では、聴覚障がい者の聞こえ方や公共の場での支援がどのように行われているのかを実際の音声や映像を通じて学びました。聴覚障がいと一括りにしてしまいがちですが、聞こえ方にもグラデーションがあり、障害者手帳が取得可能な聴力が70デシベル未満の方以外にも、通常の会話の聞き取りが困難な方が多くいることを再認識しました。また、聴覚障がいがある方でも手話を日常的に用いている人は3割程度に過ぎないということも驚きでした。 

手話のパートでは、ジェスチャーゲームを通して音声がない状態でのコミュニケーションを体験した後、挨拶や指文字で自分の名前を表現する自己紹介など、初歩的な手話を練習し、その難しさと魅力を実感しました。普段接する機会の少ない異なる学部の学生同士や教職員が手話を用いて楽しみながら学んでおり、コミュニケーションの重要な要素である相互理解の姿勢を肌で感じることができました。 

参加者からは「聞こえることと聞き取れることが違うことなど初めて知ることがたくさんあった」「これから手話を勉強したいという意欲が高まった」「聴覚障がいだけでなく、視覚障がいについても学んでみたいと思った」など、多くの学びがあり、障がい理解への意欲が高まったとの声が寄せられました。 

今後も本学では障がい理解を促進する取り組みを継続してまいります。