中村学園大学・中村学園大学短期大学部

トヨタ自動車株式会社の社会貢献活動 TOYOTA Social Fesへの参加~持松ゼミ2・3年次生~

2025年12月8日

持松ゼミでは現在、企業の社会的責任をはじめ企業による社会貢献活動について研究をしています。
この度、トヨタ自動車株式会社と西日本新聞社が共同で実施しているTOYOTA Social Fesに参加しました。TOYOTA Social Fesは「みんなとだから、できること」をコンセプトに、福岡が抱える環境課題、海洋マイクロプラスチックについて考えよう!というテーマで実施されました。

 

 

 

 

 

TOYOTA社会貢献活動https://global.toyota/pages/global_toyota/sustainability/esg/social-contribution/social_cont_all_jp.pdf

世界的にマイクロプラスチックの関心が高まる中、海洋資源が豊富な福岡でもまたプラスチックゴミの問題が漁業関係者を悩ませているということです。

実際の社会貢献活動を行う前に、ゼミの授業の中で自動車業界各社(トヨタ、ホンダ、マツダ、日産)がどのような理念の下で、どのような社会貢献活動を行っているかを調べ、その後、環境課題に対してどのように取り組んでいるのかを抽出し、グループごとにプレゼンテーションを行って当日に臨みました。

当日は、実際の活動前に、海の環境を守る活動をされている九州大学の教員より、海中の現状をスライドを中心に解説してもらい、現状を伝えてもらいました。その中で、目に見えるゴミだけでなく、直径5mm以下の小さなゴミの存在、そしてそれらが海洋生物に与える影響について学びました。また、そもそもそのゴミがどのようにして海岸に打ち上げられるのか、さらには私たちが将来の世代に向けてより豊かな環境を残していくためにも、消費者としての責任を果たしていくことやゴミの除去にも取り組む必要があることを改めて理解しました。このように、身近な海のマイクロプラスチックについて当事者意識をもって考え、行動することの大切さを学びました。

 

 

 

 

 

≪参加学生のコメント≫

・トヨタの社会貢献活動として、今回のようなボランティアが開催されていることで、安心して参加する人が多いことや、現に夕方のニュースで取り上げられたりと、ボランティアの知名度も上がり、社会貢献活動として素晴らしい活動だと思いました。また、一見綺麗に見える砂浜でもよく見てみると小さなプラスチックがたくさん潜んでいるのだなと感じました。また、そのプラスチックを魚が食べてしまって、人の体内に入ってしまったりと悪循環にならないためにも、私たちも日頃からプラスチック削減などできることから心がけていきたいと思いました。身をもって体験することができたので、参加できてよかったと思いました。

・今回のテーマは“みんなとだから、できること”と掲げられていました。TOYOTAのように支店が日本各地にある大企業と今回のような環境活動の取り組みはボランティアをする人を集めやすい・様々なニュースに取り上げてもらいやすく、知名度も上がる・日本各地の環境問題に取り組みやすいという多くのメリットが存在すると思った。

・TOYOTAのような企業であれは、企業の名前が広く知られているため、「ボラティアに参加しませんか」と声をかけた時に人が集まりやすいだろうと思った。また、離島などで、人が集まりにくかったり、大きなゴミが人手不足で放置されていたときに大企業であれば清掃に取り組めると思うので、もっと周りを巻き込んで色々なところの清掃をしてほしいと思った。

 

 

 

 

 

活動終了後の記念撮影  TOYOTA Social FESホームページhttps://toyotafes.jp/projects/640/