「学生のための講演会」~JFOODO 北川浩伸様による特別講義
2025年12月15日
12月12日(金)、フード・マネジメント学科の1・2年生を対象に、 日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)執行役 北川浩伸様を講師に迎え「学生のための講演会」が開催されました。
JFOODOとは、日本産の農林水産物・食品のブランディングのためにオールジャパンでの消費者向けプロモーションを担う組織として、2017年に日本貿易振興機構(JETRO)内に創設された組織です。日本のイメージである「武士道」「剣道」「茶道」などと並んで、「食の道」を世界へ発信しています。
講義では、さまざまな事例を提示しながら、海外市場で日本の農産物や食品がどのように販売されているか、説明されました。国・地域の志向によってプロモーションを展開する必要があること、日本ブランドの保護のため商標登録や品種登録が必要なこと、日本の食は付加価値が高く、ブランド価値を創出することが重要なことなどをお話いただき、食のマーケティングを学ぶ学生にとっては、貴重な講義となりました。
最後に、事前に提示された課題『地元の「食」を海外に売り込むためのプロモーション案』について、
「炊き立てのおにぎりを食べて欲しいので、炊飯器とお米、冷凍の具材をセットで販売する」
「インバウンドの旅行者向けに八女茶を抽出出来る体験型カフェをする」
など、学生ならではの斬新なアイデアが発表されました。
日本の食の可能性について考える、学びの機会となりました。
