中村学園大学・中村学園大学短期大学部

キャリア開発学科の1年生が産学連携プロジェクトに参加

2025年12月25日

中村学園大学キャリア開発学科の1年生が、宗像市で自然栽培にんにくを育てる「MUNAKATAHIKARI」代表・坂口珠実様と産学連携プロジェクトを進めています。このプロジェクトは、「プロジェクトゼミナールⅠ」の一環で、産学連携による地域食材の魅力発信を目的としたものです。

12月22日、学生らは商品の試食会に参加しました。参加した学生は「販促に興味があり、売る経験をしたい、マーケティングを学びたい」という意欲を持つメンバーです。

試食したのは、宗像市鐘崎産サバの干物と自家製自然栽培にんにくを使った「干物のアヒージョ」、そして無添加の「にんにくオイル」。学生たちは口々に「美味しい!」と感想を述べ、試食後には、味や食感を評価し、どんな客層に響くか、販売場所やPOPのアイデアなどを提案しました。

坂口様は「この商品は便利さが売り。忙しい主婦はもちろん、若い方にも召し上がってほしい」と話します。現在は道の駅での対面販売が中心ですが、「店舗で販売できるようにしたい」という目標を掲げています。「どんなSNS発信が効果的か、販売促進のアイデア出しなどで一緒に連携できたら」と、学生の柔軟な発想に期待を寄せています。

この商品開発は宗像市の令和7年度『宗像市伴奏型創業支援事業』に採択されたプロジェクトとして進められており、地域の食を通して地域を活性化させるビジネスプランでもあります。

今後は、学生自身が栽培やレシピ開発、販売の現場を経験し、提案をさらにブラッシュアップする予定です。現場での学びを通じて、より実践的なマーケティング戦略や販促アイデアが生まれることが期待されます。