「ベススタ埋めたいプロジェクト」成果報告会
12月12日、九州産業大学にて、アビスパ福岡ホーム最終戦の集客促進プロジェクト「ベススタ埋めたいプロジェクト」に参加した各大学の学生が成果報告会を行いました。本学水島ゼミは、株式会社エイジェック様との産学連携により、昨年度に引き続き本プロジェクトに取り組んでいます。
水島ゼミは、幼稚園から大学までを擁する学校法人中村学園の強みを活かし、大学だけでなく、幼稚園や中学・高校を対象に幅広い活動を展開しました。
学園全体でチケット販売や協賛金募集、パンフレット作成、ホーム最終戦まで案内する大学発のバスツアーを企画。幼稚園・中学高校・大学を対象に、ポスター掲示やアンケート調査、SNS動画撮影、大学ポータルでの告知、食育館での動画放映など、幅広い活動を実施しました。
この学園全体を対象にした活動は、幼児から高校生、大学生、保護者まで多世代にアプローチできる点が大きな特徴です。学園全体を巻き込むことで、認知度向上と集客促進に他大学にはないスケールで貢献しました。
チケット販売は目標30枚に対し51枚を達成、協賛金は目標に迫る29,000円を集めることができました。バスツアーには19名が参加しました。バスツアーをさらに充実した体験とするため、事前に配布したパンフレットに、スタジアムでのグルメ情報を盛り込み、参加者から好評を得ました。
活動報告後には、アビスパ福岡株式会社の結城耕造代表取締役社長より「アンケートを実施してニーズをひろってくれた。SNSやポスターなどでの情報発信、さらにスタジアムまでお客様をバスで運び、グルメも楽しめるようにしてくれた」と学生の活躍を評価いただき、「この皆さんの頑張りが過去最高の集客につながった。改めて感謝したい」とのお言葉をいただきました。
今回の活動は、協賛金の目標額未達成や、幼稚園での説明会や学食での放映期間の確保などスケジュール管理の課題も残りました。プレゼンを務めた流通科学科3年の永元 愛琉さんと能宮 怜さんは、報告会の最後に「今後はこれらの課題を改善し、さらなる集客につながる施策を考えたい」と今後の展望を語りました。
