中村学園大学・中村学園大学短期大学部

4年生の授業に「福岡教育大学附属久留米中学校教諭 長航平先生」をお迎えしました!

2026年1月22日

 

 

      

 

                                講義の冒頭で『もしドラ』が登場しました!

4年生後期の「教職実践演習(中・高)」の授業は、中・高家庭科教員養成の最終段階に位置付けられる出口科目です。前期に教育実習を終えて自分なりの課題が見つかった学生に、残された期間で課題解決を目指すための科目。つまり、卒業後の教員デビューに備えるための授業なのです。
講師の長航平先生は、本学卒業後、新採教員として久留米市立高牟礼中学校に赴任して3年間勤務。現在、福岡教育大学附属久留米中学校で教壇に立って4年が経過。まもなく採用から7年が終わろうとする15Nの先輩です。その先生をお迎えし、『これからの社会を担う人材の育成-教育の視点から-』をテーマに講義をしていただきました。4年生以外で、参加が可能だった3年生も加わり、先生の授業創りにかける熱い思いと、授業の実際を語っていただきました。今回も講義資料に加え、公開授業にかかるすべての学習指導案も準備いただいた上に、授業を通して生徒がどのように成長していったかがよく分かるように、生徒一人ひとりのワークシート(匿名化されたもの)まで持参いただき、「生徒の学びが変容していったプロセス」まで具体的に見せていただいたのです。講師と言っても大学の先輩にあたる先生だからでしょうか、学生は「そこが知りたい」「もっと聞きたい」という思いをこらえることなく、質問の手が次々に挙がったのでした。

今秋、附属中学校で実施された公開授業研究会で発表された「日本の伝統的な食文化である『和食』のよさを探る」という授業の実際を特に詳しく説明いただきました。先生はこの題材の出発点で、「生徒にほんものの和食(郷土料理:筑前煮)に出会わせたい」と、学校所在地である久留米市内にあるほとんどの日本料理店に電話をして、『修業させてほしい』と交渉し実現させたエピソードを話してくださいました。そのことを聞いた瞬間、教室の雰囲気ががらりと変わったことに気付かされました。きっと、長先生をリスペクトする思いが学生の心にわき上がったからなのでしょう。
長先生がこれまで積み重ねてこられた経験を、学生は自分ごととして捉えていくことで、『目指すべき家庭科の教師像』がより一層具体的に、一人職としての家庭科の不安感も小さくなり、チャレンジする勇気に変わっていったように思います。