中村学園大学・中村学園大学短期大学部

  • 野菜を通して、
    世界をもっと健康に。

    カゴメ株式会社
    小川 実紗さん
    2017年
    栄養科学部 栄養科学科(短期大学部 食物栄養学科から3年次編入) 卒業

自分で考えたメニューが世の中に広がる楽しさ。

食の世界を目指したのは家族の健康がきっかけでした。栄養の知識や学びを将来は家族に還元したいという思いからです。現在はフードプランナーとして、自社商品のメニュー開発や提案、営業など幅広く携わっています。地元食材を使ったメニュー開発では、地域の好みの味をリサーチし、メニューの見た目にも気を遣いながら、今でも勉強の毎日です。おいしさを届ける仕事は大変ですが、自分で考えたメニューが世の中に広がることが楽しく、やりがいを感じます。働く中で大切にしているのは「準備」。「仕事の8割は準備で決まる」と上司からかけられた言葉が今でも心に残っており、一つ一つの準備に重きを置きながら働いています。大学の学びで一番役に立っているのは、食の基礎を徹底的に学べたこと。中村学園大学は、まさに食の世界への素晴らしい準備期間だったと実感しています。

「なぜこの商品があるのか」を考えることが大切。
手軽に野菜を摂れる世界へ。

弊社は「畑が第一の工場」という考えがあり、スーパーなどの店頭だけではなく、生産現場の学びを活かすことが数多くあります。これから食の世界で働きたいと思う人はぜひ、様々な商品に触れて「なぜその商品が求められているのか、なぜ生まれたのか」を普段から考える習慣があると、より広い視野を持って食の仕事に活かせると思います。食は人の体をつくる原点。就職活動の時から、働く今でも、私がずっと目指し続けているのは「野菜を通して人の健康に貢献する」ことです。これからも野菜のある暮らしを提案する会社の一員として、世の中の人がもっと手軽に野菜を摂れる世界にしたいと思っています。