中村学園大学・中村学園大学短期大学部

パフォーマンスを発揮してくれることが一番のやりがいです。

現在は、スポーツ栄養に関する自社商品を通して、高校の部活動への栄養指導や体づくりのサポート、保護者向けのセミナーを行っています。スポーツ栄養と言っても、バスケットボールなど膝を酷使する競技や、持久力あるいは瞬発力を必要とする陸上など、競技によって重視すべき栄養情報も異なるため、仕事では商品知識はもちろん、各競技の特性を深く理解することが求められます。栄養指導を行った高校生の皆さんが、試合でパフォーマンスを発揮してくれることが一番のやりがいですね。いつも心がけているのは、「正しく答える」こと。私自身も陸上をやっていた学生時代にもっとスポーツ栄養の知識があれば良かったと思うので、先輩と一緒にQ&A集をつくりながら、適切な回答が出来るよう日々勉強しています。

何でも積極的に学ぶことで未来の可能性が広がります。

食の仕事に興味を持ったきっかけは、部活を始めてから母が食事に気を遣ってくれるようになったからです。管理栄養士は給食や病院の献立づくりのイメージがあると思いますが、今では活躍の場もどんどん広がっています。私も大学のゼミで朝食や運動と脳の関係を学んだ経験が役立っていて、これから先の未来にはどんな可能性が広がるかわかりません。だからこそ、一見、関係なく思える分野でも積極的に学ぶことが大切です。私もこれからスポーツ栄養の知識を増やしながらスポーツに打ち込むたくさんの高校生を支える力になっていきたいと思います。