-
見返したときに心が跳ねるような一枚を残したい
-
Personal Photo Works SKIP 代表
山内 真一さん -
2010年
流通科学部 流通科学科 卒業
-
Personal Photo Works SKIP 代表
銀行勤めから一転
写真館に驚きの転職
流通科学部でマーケティングのゼミに所属していたので、経営や経済の仕組みについて研究してきました。私自身、卒業後にまず就職したのは銀行なんです。でも、子どものころから写真が好きでカメラを持ち歩いていたり、大学時代には映画制作同好会に所属していたり…と、昔から傾向はあったと思います。銀行員時代も広報物などを制作する際はカメラ係として活躍し、同僚が転勤する際には写真や映像を編集して記念にプレゼントするのが趣味に。とても喜んでもらえるので、次第に「これを仕事にしたい」という思いが強くなり、ついには転職してカメラマンになりました。
もちろん未経験からの転職は大変でしたが、専門学校で画像編集のソフトを勉強し、写真館に就職。卒業アルバムを作る写真館だったので、幼稚園から専門学校まで、さまざまな年齢の子どもたちを撮影し、とても楽しかったですね。

お客さま一人ひとりに寄り添うカメラマンに
写真館でカメラを学び6年間勤めた後、「もっと一人ひとりのお客さまと長くお付き合いをしていきたい」という思いで独立することにしました。独立してすぐに結婚したのですが、そんな私を信頼し背中を押してくれた妻には感謝しています。現在は独立して3年目ですが、好きなことを仕事にできているので苦労はまったく感じず、気づいたら撮影ばかりしている毎日です。子どもが産まれたばかりなので、我が子の撮影も楽しんでいます。
今は働き方も多様化していますし、自分の可能性を広げるのは自分しかいません。中村の後輩たちにも、まずは何でも行動に移してやってみることの大切さを伝えたいです。
(※中村学園大学同窓会誌「山河」より素材提供)
