中村学園大学・中村学園大学短期大学部

  • 海外の食を、
    安全に楽しめるように。

    厚生労働省食品衛生監視員 福岡検疫所門司検疫所支所 統括食品監視官付下関分室
    小田 知世さん
    2021年
    栄養科学部フード・マネジメント学科 卒業

食の安全のため、倉庫へ港へ。
日々、楽しく走り回っています。

海外から輸入する食品の安全性を確保するために、食品衛生監視員として様々な仕事をしています。例えば、輸入食品に含まれる添加物が、日本国内の食品衛生法に適合しているか調べる書類審査や、実際に輸入されてきた食品の衛生状況を検査するために、港や倉庫に出向いて食品の確認やサンプリング(採取)を行うモニタリング検査を行っています。日本全国の空港や港に隣接する検疫所に赴任する可能性があるなかで、私がはじめて着任したのは山口県の検疫所。この土地ならではの海外のお菓子や海産物など、色々な輸入食品に見て触れることができるのが、私の中でのひそかな楽しみです。これからも全国の検疫所で、まだ見ぬ輸入食品に出会えると思うとワクワクしています。

輸入食品を、日本の食卓へ。
責任とやりがいがある仕事です。

「子どもの頃から大好きな食の分野で、公務員になりたい」。中学生の頃から思い描いていた夢は、中村学園大学であれば実現できると入学を決めました。新しく開設されたばかりの学科でしたが、食について幅広く学びながら、食品衛生監視員などの資格が取得できることが決め手でした。大学3年生から本格的に公務員試験の勉強を開始。4年生の秋に試験に合格して、夢だった食品衛生監視員になることができました。海外から輸入した食品を、安全に皆さんの食卓に届ける。プレッシャーと同じくらい、やりがいのある仕事です。これからも、世界中の食を安全・安心に楽しんでいただけるように頑張ります。