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食の大切さとあたたかみを
伝えていきたい-
株式会社クックチャムプラスシークック・チャム西新店
堂ノ脇 大輔さん -
2022年
栄養科学部 フード・マネジメント学科 卒業
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株式会社クックチャムプラスシークック・チャム西新店
母がいつも作ってくれた私のための健康な食事
子どものころアレルギーを患っていたため、母は食事にとても気を使ってくれていました。
そんな母が教えてくれたのは、食事の力で健康になれるということ。「食事って薬にもなるんだな」と体感したのがきっかけで、栄養について学びたいと思うようになったんです。
大学に入学した時点では、食関連の業界に就職することまでは考えていなかったのですが、学ぶうちにより興味を持つようになり今の仕事に就きました。
私が働いているクックチャムは、季節ごとに人間の体に必要な食事を提供している企業なので、私が母の食事で学んだことに通じています。食事がいい加減になってしまうと生活も荒れてしまうと思うので、丁寧に作ったおいしいおかずを提供することで、食事の大切さや“あたたかみ”をお客さまにシェアしていきたいです。

食材の大切さを痛感した中村での印象的な授業
中村の授業で最も印象に残っているのは、フィールドワークで精肉場に出かけたことです。牛や豚がスーパーで売られる肉になるまでの一連の流れを見学させていただき、大きな衝撃を受けました。「もっと食材を大切にしたい」と痛感し、今の仕事にもその思いが活きています。
一つひとつの商品のレシピは決まっていますが、たとえば天ぷらの揚げ方ひとつにしても自分なりに追求し、よりおいしそうに出来上がったときはうれしいです。その結果、お客さまに「おいしい」とおっしゃっていただけるとやりがいを感じています。
私自身が子どものころから母の作った食事で、アレルギーだけでなく風邪なども治してきたので、そうした知識をもっと身につけてお客さまにもお伝えしていけたらいいですね。中村でフードスペシャリストの資格も取得したので、その知識と技術ももっと仕事に活かしていけたらと思います。
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プライベートでは、Instagramを通して食に関する活動を発信している堂ノ脇さん。
イベントの開催も行っており、地元のカフェとコラボして料理を提供したり、料理教室をしながら食に関する自分の経験談を語るなど、仕事以外の場でも活躍しています。
【堂ノ脇さんのInstagram】
アカウント名:でぃーちゃんcooking
(※中村学園大学同窓会誌「山河」より素材提供)
