中村学園大学・中村学園大学短期大学部

  • 健康のために制限するだけでなく、
    美味しさも両方持ち合わせた「ずるい栄養学」が支持されたと思います。

    グローカルイーツ代表
    石松 佑梨さん
    栄養科学部 栄養科学科 卒業

健康のために制限するだけでなく、美味しく食べることも大事。

大学卒業後、病院や高齢者施設の管理栄養士として10年ほど働いたのち、栄養コンサルタントとして独立。複数の企業と契約し、高齢者施設で働く栄養士の業務指導や、企業の健康運営に関する健康増進セミナーやイベントなどの企画に関わるようになりました。フリーで活動するうちに、海外で活躍するトップアスリートたちの栄養指導にも携わるように。要介護高齢者における“できないこと”をいかに“できること”に変えるかという思考を応用し、トップアスリートたちのストレスをできるだけ取り除きつつ、目標達成を目指す食トレを考案しました。健康のために制限するだけでなく、美味しさも両方持ち合わせた「ずるい栄養学」が支持されたと思います。

個から地域へ。
栄養という側面から「地域創生」に関わりたい。

新型コロナウイルスの感染拡大はライフスタイルにも大きな影響を与えましたが、コロナ危機を契機に食や健康という側面から「地域創生」に取り組む機会が増えています。一例としてコロナ禍で出社が減り、社員食堂を閉じる会社が多い中で、地域にひらけた「まちの社員食堂」をつくるプロジェクトが立ち上がりました。地域全体をひとつの会社として捉えたまちづくりにおいて、誰もが利用できる「社員食堂」は、新しい健康経営の在り方とされています。この経験から、私自身も栄養支援の対象が個から地域へと広がっています。