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衛生面から、
地域の安心・安全を守る。-
北九州市 保健福祉局保健所 西部生活衛生課
大塚 毬由さん - 栄養科学部 フード・マネジメント学科 卒業
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北九州市 保健福祉局保健所 西部生活衛生課
幅広い方に、食を通じて貢献する仕事がしたい。
食べることが大好きだった私は、高校の頃から漠然と食に携わる仕事がしたいと思っていました。食品関係の企業に就職したいと思っていましたが、自社のお客様に限らずもっと幅広い方に食を通じて貢献できる仕事がしたいと考えるようになりました。そんな時、食品衛生監視員の仕事を知りました。食品には目に見えない微生物がいて、食中毒など人体に大きな損傷を与える可能性がある。そんな食の危険から、人々を守るのが食品衛生監視員です。微生物学の授業に最も興味がありましたので、とても魅かれ、公務員試験を受けることを決めました。

ゆくゆくは、飲食店の開業を衛生的にサポートする役割へ。
現在は環境衛生係に所属しています。美容院、旅館などの営業許可を出したり、医療免許申請や書き換えの受付も行っています。施設の図面を見ながら、法律に則った設備・区画が整っているかを検証したり、現場の衛生状態の調査をしたりしています。対象は食ではありませんが、微生物の検査など大学で学んだ内容に近い業務もありますね。今後は、食品衛生監視員として、飲食店の営業許可を出す仕事がしたいと思っています。在学中に取得した中級食品表示診断士の資格も活かしながら、地域の人々の食の安全を守っていきたいです。