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親友と共に切り盛りするカフェを
発展させながら長く続けていく-
カフェ「Astep farm to table」
上野 瑞季さん - 栄養科学部 フード・マネジメント学科 卒業
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カフェ「Astep farm to table」
いつか2人でカフェをという長年の夢がカタチになった
私には中学からの親友である安田さんと一緒にカフェをしたいという夢がありました。エフコープ生活協同組合勤務や結婚・出産を経て、現在は2024年4月にオープンした、安田さんが店長を務めるカフェ「Astep」の運営に携わっています。当店は安田さんの親族が経営する農業法人「アマノ園芸」が母体で、同法人が生産する新鮮な野菜を使った料理やスイーツなどを提供するというのが大きな特徴です。
仕込み、調理、接客などフル回転の状態ですが、好きなことをしているので楽しくてたまりません。まだ0歳の子どもは保育園に預け、夫や実家の母にもサポートしてもらいながら、仕事と家庭を両立できています。お店はお陰様で、ランチ時にはいつも順番待ちのお客さまがいらっしゃるほど多くの方にお越しいただき順調です。

唐津Qサババーガーを開発・販売したことはとても楽しい思い出
中村の授業では、商品開発を学んだり、食品関連企業の経営者の方のお話を聞けたことが、今に活かされていると感じます。特に心に残っている大学時代の思い出は、所属していた眞次ゼミの友達と共に「唐津Qサババーガー」を開発・販売したことです。これは唐津市と九州大学が共同開発したブランド魚「唐津Qサバ」の認知促進・消費拡大を目指したもので、地元の名物グルメ「からつバーガー」と組み合わせて作った商品であることが大きなポイントです。唐津Qサババーガープロジェクトは今も同ゼミの活動として継承されていて嬉しい限りです。眞次先生やゼミの友人たちもお店に来店してくれて感謝しています。
カフェ運営は始まったばかりですが、今後はお店の料理に使っている自家製のドレッシングやソースを商品化して販売できたらと考えています。そして、私の子どもも一緒に働けるくらいAstepを長く続けていきたいと思っています。
※中村学園大学同窓会誌「山河」より素材提供
