中村学園大学・中村学園大学短期大学部

  • 実践的な学びや仲間からの刺激、
    それらすべてが成長の糧になります。

    野方保育園
    木村 友紀さん
    2016年
    教育学部児童幼児教育学科 卒業

保育士として子どもたちと向き合う今、ナカムラで学んだすべてが現場で役立つものだと実感しています。例えば、在学中に乳児保育についてしっかりと学んでいたので、はじめて0歳児クラスの担任になったときも安心して保育に臨むことができました。これからも子どもたちの「できなかったことができるようになる姿」を見守るこの仕事にやりがいを感じながら、私自身も大きく成長していきたいです。

  • 流通科学部ならではの学びと経験が、
    私の将来を決定づけてくれました。

    株式会社アステム
    小松 佑也さん
    2017年
    流通科学部流通科学科 卒業

学生時代を振り返って思うことは、すべての学びや経験が今に繋がっているということ。例えば自動車販売会社や食品会社、出版社でのインターンシップでは、どんな仕事においても人間関係が大切ということを肌で感じ、その経験が営業職を志望するきっかけになりました。また、企業経営者を講師に招いての講義や地域イベントに携われるゼミで得た気づきや経験も、とても貴重なものだったと思います。

  • 2年間の中に無駄なことはひとつもなく、
    すべてが今につながっていると思います。

    パナソニック ショウルーム 福岡
    平川 みのりさん
    2017年
    短期大学部キャリア開発学科 卒業

私は現在、キッチンやお風呂などの住宅設備の展示場に勤務しているので、新築・リフォームをお考えの幅広い年代のお客様とお話する機会があります。その上で欠かせないことは、やはり言葉遣いや立ち居振る舞いなどのビジネスマナーです。在学時から「キャリア形成演習」などの授業やインターンシップを通じてしっかり身につけていたので、入社一年目から自信を持ってお客様と接することができたと思います。

  • 学生時代の友人と先生方のおかげで、
    私は今、教壇に立つことができています。

    福岡市立警固小学校
    土井 友里さん
    2016年
    教育学部児童幼児教育学科 卒業

ナカムラの講義室で学んだ多くのことはもちろん、教育実習や学生サポーターを通じて得られた教育現場の経験など、学生時代のすべての学びが教師としての私の基礎となっていると感じています。特に、模擬授業や採用試験対策などで協力し合うこと、支え合うことの大切さに気付けたことは私の大きな財産。同じ目標を持つ仲間、そして学生の夢を後押ししてくださる先生方の存在は、本当に心強かったです。

  • ナカムラの先生方のように、
    私も生徒一人ひとりと向き合いたい。

    大分県立宇佐産業科学高等学校
    髙山 紗輝さん
    2019年
    栄養科学部栄養科学科 卒業

ナカムラで栄養と食の専門知識を身につけ、管理栄養士の資格を取得し、さらに教員採用試験合格という目標まで実現できました。また、「家庭科はより豊かな生活を実現するための教科」と教えていただいたことが、私自身の進路に大きく影響したと思います。教員となった今も教材研究を重ねることで「暮らしをより良くしていける」と実感することがあるので、そのことを生徒一人ひとりに伝えていきたいです。

  • 小学校教育を学ぶことは
    幼児保育にも活かせるはずです

    教育学部 児童幼児教育学科へ編入
    杉田 美優さん
    2021年
    短期大学部幼児保育学科 卒業

幼児保育に対する理解を深め、視野も広げたいと思い、編入学を決めました。
今学んでいて思うことは「小学校教育を学ぶからこそできる、卒園後を見据えた幼児保育があるのでは」ということ。
この気づきを卒業後に活かしていきたいと思っています。

  • ビジネスを具体的に学ぶことで
    明確な目標が見つかりました

    流通科学部 流通科学科へ編入
    山口 紗貴さん
    2021年
    短期大学部キャリア開発学科 卒業

編入学試験の合格が新たな自信につながり、資格取得やインターンシップ、新しい学びなど、
様々なチャレンジに積極的になりました。
現在は広告業界志望ですが、「もっといろんな業種・業界も見てみたい」とも思っています。

  • 体を張って人の命を救う
    仕事への想い

    唐津市消防本部 消防署 消防士
    岩本 真明さん
    2012年
    流通科学部 流通科学科 卒業

いろいろな仕事を知り視野を広げた大学時代

私が小学6年生のとき、ニューヨークで同時多発テロが起きました。その現場で活躍されている日本人がいることを知り、「そのような人たちのようになりたい」と感じたことが今の私の原点になっているなと思います。その一方で、いろいろな世界を知りたいという強い好奇心があり、「まずは大学生活で視野を広げよう」と中村学園大学の流通科学部に入学しました。経済学部と商学部、その両方を学べる点が良いと考えたのです。
実際に入学してみると、まさに期待通り。講義を通して企業の方からお話を聞く機会もあり、様々な仕事について深く知ることができました。サービス業やものづくりの世界など、多種多様の分野に興味をもつことができたので、とても有意義な学生生活でした。しかし、在学中に起きた東日本大震災というきっかけもあり、「やはり体を張って人の命を救いたい」という思いから警察官や自衛隊などの試験にチャレンジし、航空自衛隊へ入隊しました。

改めて人生を考えたら自分の原点にかえった

自衛隊時代は情報職として裏方で働いていたこと、地元である唐津や学生時代を過ごした福岡から離れ、日々の生活に悩みが多くなり、次第に自分の人生について疑問を抱くようになりました。「一体自分はどういった人の役に立ちたいのか」と自問自答を繰り返し、一念発起して退職しました。世界の平和を守る仕事から、故郷の平和を守る仕事がしたいと思い、地元で消防士になるというご縁をいただきました。消防士は狭き門ですが、人生最後の挑戦と思い切って臨んだことがよかったと思います。
消防士の仕事の魅力は目的がはっきりしていることです。どんなに厳しい訓練も人命救助のため、自分の命を失わないためだと思えば乗り越えられます。大学生や就職されたばかりの方にはぜひ、自分自身を徹底的に鍛えて強くなり、目標に向かって何があっても乗り越えていくことの大切さを伝えたいですね。


(※中村学園大学同窓会誌「山河」より素材提供)

  • 家庭科のおもしろさを
    子どもたちへ

    非常勤講師/ショップ管理
    江﨑 理絵さん
    2002年
    家政学部 食物栄養学科 食物栄養学専攻 卒業

家庭科教員をしながら夫婦でショップを経営

家庭科の教員になるのが夢で、大学では教職関係のゼミに所属していました。家庭科は採用が少なく希望していた公立高校は断念したのですが、ご縁をいただいて私立の中高一貫校に。10年間働いた後、子どもがほしいと思って一旦退職し、非常勤講師をしながら子ども服づくりに目覚めたことが、ショップを経営するきっかけになりました。自分の作品だけでなく、手づくりをしている知人にも声をかけ作品を集めているので、店内はたくさんの商品でとてもにぎやか。自分の趣味で子ども服も仕入れ、いっしょに販売しています。
こうして手づくりのものを販売する仕事を楽しんでいますが、もともとは食べることが大好きで家庭科の学びの中でも専門は「食」。以前勤めていた学校では食育コースを担当していたので、中村で学んだことを存分に活かすことができたと思います。

「子どもの教育」に一生携わっていきたい

主要な5教科というのはもちろん大切だと思いますが、家庭科は生きていくためにとても重要な教科。それを子どもたちに伝えて、「おもしろいな」とか「好きだな」とか興味を持ってもらうことが私の役割だと思っています。料理をする楽しみや裁縫でひとつの作品が仕上がっていく楽しみを知ってもらうことは、家庭科の教員としての醍醐味。一度現場を離れましたが、子どもが小学生になったのを機にまた非常勤で働くようになり、「子どもの教育」への興味がより強くなっています。教員の仕事にずっと関わっていけたらと考えているので、小学校教員にも興味があり勉強中です。
ショップには毎日いろいろなお客さまがいらっしゃいますが、お子さんのいるお母さんからはいろいろな悩み相談を受けることも。ここでも教員の経験が活きているなと感じており楽しんでいます。

(※中村学園大学同窓会誌「山河」より素材提供)

  • おもてなしのプロとして
    ニューノーマル時代へ

    ホテルニューオータニ博多
    岡藤 隆司さん
    2001年
    家政学部 児童学科 児童教育学専攻 卒業

教員の道ではなく気づけばホテルマンに

父が小学校の教員だった影響もあり、自分自身も教育の道に進もうと児童学科に入学しました。教育実習にも行ったのですが、当時は教員の採用が少なくて…。最終的には一般企業に就職しました。その企業がホテル事業にも携わっていて、たまたまそちらに所属することになったことが、私のホテルマン人生のはじまりです。きっとこの仕事に縁があったのですね。転職先にもホテルを選び、現在はホテルニューオータニ博多で宴会などの営業を担当しています。現在は新型コロナウイルス感染症の影響で状況がすっかり変わってしまいましたが、通常は学会などで海外からのお客さまも多く、そうした方々のおもてなしに携われることが大きなやりがいです。高校時代に交換留学で海外に行った経験があり、そのときの学びが活かされていることをいつも実感しています。同級生は教員になっている人が多いので、先生方の慰労会で利用してくれるなど、今でもつながっていてありがたく思います。

ハル先生の言葉を胸にできることをコツコツと

コロナ禍でホテルの運営はとても厳しくなっています。宿泊のお客さまも減りましたが、宴会も密になってしまうため激減している状態です。以前のようにお客さまに来ていただきたい…と考えながらも先は見えていませんが、お料理を一人ひとりプレートに分けてお出しするといったニューノーマルスタイルをご提案するなど、できることからやっていきたいと考えています。そうした中で励みになっているのが、中村ハル先生の「努力の上に花が咲く」という言葉。「一つひとつ積み重ねながら地道にやることが一番。できることをがんばろう」と前を向くことができます。これからもこの言葉を胸にコツコツと歩んでいきたいです。皆さんもいっしょにがんばりましょう!

(※中村学園大学同窓会誌「山河」より素材提供)