中村学園大学・中村学園大学短期大学部

ワークショップ『ダイバーシティとユニバーサルデザイン』を開催しました

2024年2月14日

1月29日、ワークショップ『ダイバーシティとユニバーサルデザイン』を開催しました。国籍・年齢・性別・障害の有無・価値観など、さまざまに異なる一人ひとりが尊重され活躍する時代において、多様性を理解し、誰もがアクセスしやすいユニバーサルデザインへの認識を深めていくための講座です。

本講座は『No one will be left behind (誰一人取り残さない)』という理念に基づき共に成長する仕組みづくりや社会実装の手法などを研究しておられる九州大学大学院芸術工学研究院の張彦芳先生を講師にお招きし、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催しました。

講義は双方向で実施され、多様性やユニバーサルデザインの概念について学び、写真や絵を共有しながら、何が障壁(バリア)になっているのか、何がユニバーサルデザインといえるのかを参加者と共に探していきました。デザインの配色によっては、色覚異常の方には識別が難しいものがあることも学びました。

また、後半は、グループごとに『未来の大学』を絵で描くというワークショップを行いました。文字を使わずにいかに自分たちの考えを共有することができるか。創造性を掻き立てられるワークショップで、さまざまなアイディアが飛び出しました。

参加した学生・教職員からは「ユニバーサルデザインが誰一人取り残さないためのもので、障害のある方だけでなく、全ての人が対象であるということを強く感じた」、「働き方の多様性、さまざまなハードルを持った人がどのように仕事をして生活しているのか知りたいと思った」等、ユニバーサルデザインに関する理解や発展的な感想などが寄せられました。

本学では、今後も学生および教職員の学びを深めるためのさまざまな企画を実施してまいります。