中村学園大学・中村学園大学短期大学部

本学学生の研究テーマが糸島市協定大学等課題解決型研究に採択されました

2024年9月2日

本学と包括連携協定を締結している福岡県糸島市では、連携協定を締結する大学等が持つ知的資源を活用したまちづくりを進めています。
令和6年度は、大学研究者への委託研究に加え、新たに学生向けの研究補助金が創設され、本学の学生の研究テーマが「糸島市協定大学等課題解決型研究~学生アイディア社会実装」に決定しました。

令和6年度糸島市協定大学等課題解決型研究~学生アイディア社会実装
研究テーマ:「農業(環境)・食の持続を目指す食育の拠点づくりに関する研究」
栄養科学部フード・マネジメント学科3年 中川原 美瑠空さん(決定額50万円)
この研究は本学の学生サークル「フードビジネスサークル」が主体で、中川原さんは同サークルの代表を務めています。

フードビジネスサークルが取り組むのは、食堂がない県立糸島農業高等学校において、将来的な「地域開放型の食を提供する場」の設置を目指し、農業→食→健康的な生活へとつながる「糸農食育道」のコンセプトの実現可能を高める研究です。
同校の生徒の取り組みと、本学の学生が学ぶフードビジネス、食育、栄養などの専門知識や経験をコラボさせて、食の現状、食育、地域活性化などに関する調査・研究を行い、同校における食の拠点づくりに関する提言書を策定します。

中川原さんは「学生のうちにこのような大きなプロジェクトに参加する機会が得られて大変うれしい。大学生からの視点で、食を通して糸島市の活性化につながるような提案ができれば」と抱負を聞かせてくれました。