薬膳・食育ボランティア部が「炊き出しボランティア体験イベント」を開催
12月6日(土)、薬膳・食育ボランティア部の主催で「炊き出しボランティア体験」イベントが開催されました。
薬膳・食育ボランティア部学生有志は、2024年3月、能登半島地震の被災地で炊き出しボランティア活動を行いました。このボランティア経験から、被災時に役立つ普及活動、および炊き出しの人材育成につなげたいと考え、昨年11月、中村学園グループの高校生を対象に、「炊き出しボランティア体験」イベントを開催しました。今回は、第2回目の開催となり、高校生・大学生が参加しました。
はじめに、能登半島地震での炊き出しボランティアに参加した学生から、活動報告がありました。
動画や写真を交えながら、災害時の環境が悪いなか、衛生管理の面で配慮したこと、大量調理で工夫したことなどが報告されました。具体例として、段ボールに大きく記載された献立や調理法が示されました。これは、大勢のボランティアスタッフが一目で共有できるようにと、調理場に掲げられたそうです。
グループワークの場面では「炊き出しの現場では幅広い世代の人とコミュニケーションを取ることが重要なので、本日も高校生・大学生に関わらず積極的にコミュニケーションを取ってほしい」と、部員の思いが伝えられました。
続いて、実習調理、配膳体験が行われました。
今回の献立はがめ煮、わかめごはん、オレンジゼリーです。現地での炊き出しの際は、献立に郷土料理を入れるよう配慮したそうです。地元の食材を使った食べ慣れた郷土料理は、被災者にとって安心感をもたらし精神的にも良いのでは、と話しました。また、高齢者、主婦、高校生などの属性によって、声掛けや盛り付けの仕方など、配慮した点が説明されました。ロールプレイを行い、さまざまな属性の方への対応方法を体験しました。
災害の現場で実際に炊き出しを体験しないと気付かないような具体的な工夫や配慮が伝えられ、貴重な学びの機会となりました。最後に「もしものときの力になろう!」と、部員から参加者への熱いメッセージが伝えられました。
【参加した高校生・大学生のコメント】
「食事を作ることが炊き出しだと思っていたが、被災者の方とのコミュニケーションにも配慮が必要だと知ることが出来た」
「大量調理は具材の量が多く、乱切りや炒める作業が思っていたより大変だった」
「配膳体験で1人ひとりに合った分量や声掛けの難しさを実感することが出来た。」
