中村学園大学・中村学園大学短期大学部

城南市民カレッジ講演会「発達障がいをもつ子どもの理解と支援」

2020年1月22日


福岡市立東部療育センター 小川弓子センター長

令和2117日、本学にて、本学発達支援センターと城南区役所連携事業「城南市民カレッジ講演会」が開催されました。講師に福岡市立東部療育センターの小川弓子センター長を迎え、「発達障がいをもつ子どものの理解と支援~一人ひとりを認め合う社会に向かって~」をテーマに講演が行われました。

今回の講演会では、4つのポイントについてお話されました。1つ目は、発達障がいに関する現状について、福岡市の相談窓口の紹介や現場の抱える問題、なぜ、発達障がいの診断が増加傾向あるのかなどを中心に解説されました。2つ目は、発達障がいとは何か、特性と診断のプロセスについて、主に注意欠如多動症(ADHD)、自閉スペクトラム症、「スペクトラム」という考え方の紹介、発達障がいの二次障害などを説明されました。3つ目は、発達障がいの子の周りにいる方やその子の両親がその子にどう関わるか、どう支えるか、どんな対応をすべきかについて、示唆されました。ここでは、子どもの障がいの部分に注目するのではなく、良い面に注目することや、みんなにとって安心できる環境を整えること、一人ひとりの特性を知ること、子どもの変化に気づくことなどが大切であると述べられました。4つ目は、保護者の思いに目を向けることを挙げられ、保護者の方の不安を理解し、それを改善する方法を一緒に考えること、レジリエンスという考え方について説明されました。

 

小川先生は参加した一般の方や学生に向けて、「大人の目線ではなく、子どもの目線で見て、知って、感じることが大切です。また、子どもを長く見守っていくことの大変さ・大切さがあります。そのため、みんなの力を合わせて子どもを健やかに育んでいくことを目指していきましょう。」というメッセージを発信されました。

講演会終了後には、質疑応答が活発に行われ、参加者にとって有意義な時間になりました。
 

レポート 流通科学部3日野 都香沙(広報アシスタント)