中村学園大学・中村学園大学短期大学部

令和3年11月16日、Zoomによるオンライン形式で、研究科セミナーを開催し、多くの方にご参加、ご視聴いただきました。

 
トライアルグループ株式会社Retail AI Engineering代表取締役社長の古賀輝幸氏（株式会社Retail AI取締役、株式会社Retail AIX 取締役を兼任）を講師にお迎えし、「トライアルグループ　リテールDXへの取り組み」をテーマにお話しいただきました。
 
トライアルカンパニーは、祖業のひとつがITで、長年にわたりリテール分野でのIT活用を続け、新しい小売業の姿を目指し、ITの力で流通を変え、リテールAIで産業を変える取り組みを行っています。
2018年からは店舗にスマートショッピングカートやリテールAIカメラなどのIoT機器を導入し、顧客体験の向上や店舗運営の効率化を図っているほか、サプライチェーン全体でのデータ共有、活用を目指したプラットフォーム構築などさまざまな挑戦をしています。
メーカー、卸、小売店が企業の境界を越え、デジタルデータを共有することで圧倒的な強みをもち、効率化を図ることは、消費者にも大きなメリットが生むことになります。
 
流通科学研究科は、常に変化対応が求められる流通分野において、次代を担う流通科学のプロフェッショナルの育成を目標に掲げておりますが、今回のセミナーでは流通の現状とともに、今後の学びや研究の方向性を理解することができました。

たいへんお忙しい中、ご講演を賜りました古賀様、トライアルグループ関係者、ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。