観光九州アカデミアで観光ビジネスプラン報告、研究報告を行いました
2024年3月5日
2月29日(木)に本学で開催された観光九州アカデミアの「学部生・大学院生セッション」において、流通科学研究科1年の吉村琉誠さん、杉江洋さん、出水奈津子さんが報告を行いました。九州地域の産官学で組織する研究会「観光九州アカデミア」では、学部生や大学院生の研究やプロジェクトを報告する学生セッションを設けています。
吉村さんは、先に行われた一般社団法人九州観光機構が主催する「学生対抗観光ビジネスプランコンテスト」に関する取り組みについて報告を行いました。佐賀県下20市町と同じ名字や名前を持つ人を対象とした観光ビジネスプランの提案に、会場の先生方から「名前は固有のものであり愛着があるはず。名前にもとづく観光ビジネスプランはユニークである」などとコメントを頂きました。
杉江さんは、飲食業界の経営についての研究を進めています。先行研究の多くがチェーン店を対象にしていますが、オーナーシェフなど中小規模の飲食店の実状と課題をイタリアとの比較やインタビュー調査などから明らかにしています。
出水さんは、宿泊特化型ホテルの人的資源管理について研究を行っています。シティホテル、宿泊特化型ホテル(いわゆるビジネスホテル)、リゾートホテルというホテルの3分類の枠組みが変化していることで、宿泊特化型ホテルにおいてマルチタスク化がみられる現状を指摘し、それによる問題点と展望について報告を行いました。
3人ともに今後の研究に向けて、参加の先生方から有意義なコメントをいただきました。