中村学園大学・中村学園大学短期大学部

2025年2月、中村学園大学付属あさひ幼稚園の公開保育が開催されました。本学の学生や研究科の院生、現役の保育者など、多くの参加がありました。

この公開保育は、付属幼稚園を教育実践の場として広く公開し、園の透明性を高めるとともに、専門的な視点からフィードバックを受けることで、保育の質のさらなる向上を目指すものです。研究においては、理論の実践状況を考察する貴重な機会となっています。最終日の14日には、参加者同士で学びを共有する振り返りの時間をもちました。

参加した教育学研究科の院生は、「先生が子どもたちの言葉を引き出し、受け止める丁寧なやりとりが印象的だった。子ども同士の穏やかな関わりも見られ、普段の保育者の姿勢が子どもに影響を与えていると感じた」と述べました。また、自身の保育の現場経験を振り返り、「大学院での学びをどう実践につなげるかを考える有意義な時間になった」と話していました。