中村学園大学・中村学園大学短期大学部

流通科学研究所 第14回 国際セミナー 開催報告

2019年8月2日

8月2日(金)、本学にて第14回国際セミナーが開催されました。
今回は「電子商取引による食料の流通変化と輸出拡大の可能性」を共通のテーマとし、国内外の著名な研究者や専門の方に講演をしていただきました。
 

共通テーマ 「電子商取引による食料の流通変化と輸出拡大の可能性」
 
   

講師・
講演テーマ
日本:経済産業省大臣官房審議官貿(易経済協力局) 渡邉 洋一氏
「越境EC等を活用した日本産農林水産物・食品の輸出促進について」
経済産業省の観点から、日本の企業の海外販路拡大に際する支援事業や支援策について具体的政策を挙げて解説されました。
中国:浙江樹人大学 都市・農村流通経済研究所 所長・教授 万 国偉氏
「中国における農村の電子商取引の発展および農産物流通への影響」
農産物に焦点をあて、電子商取引普及による農産物流通体系の変化と展望について意見を述べられました。
韓国:全北大学 農業経済学科 教授 嚴 智凡氏
「韓国における電子商取引による食料の流通変化と輸出拡大の可能性について」
韓国政府の行う輸出支援策や食料品輸出時の問題点に対して実際に行われたインフラ支援策など、輸出拡大策を紹介されました。

当日は、各界から約200名を超える方々にご来場いただき、講演に対する活発な質疑応答が行われるなど盛会となりました。講演後には懇親会が開かれました。ご参加いただきました皆さまへ御礼申し上げますとともに、今後とも流通科学研究所へご理解とご高配を賜りますようお願い申し上げます。