中村学園大学・中村学園大学短期大学部

流通科学研究所 第12回国際セミナー開催報告

2017年8月15日


 

平成29年7月29日(土)、本学4号館4201教室にて流通科学研究所第12回国際セミナーが開催されました。今回は、国内外から著名な研究者及び各界の専門の方をお招きして、「日本・韓国・台湾における農林水産物の輸出戦略」を共通テーマに行われました。
 

日時 平成29年7月29日(土)
セミナー 13:30~16:30 懇親会 セミナー終了後~19:00
共通テーマ 「日本・韓国・台湾における農林水産物の輸出戦略」
講師
講演テーマ
◇農林水産省 消費・安全局 動物衛生課 国際衛生対策室 伊藤 和夫
「動物疾病と貿易 ―動物検疫の世界―」
貿易と防疫の関係について触れられ、動物検疫の世界や今後の農林水産物の輸出戦略についてお話していただきました。日本の農林水産業を守るためには、科学的根拠に基づいてデータを提示していかなければならないと述べられました。
◇韓国 全北大学校 農業生命科学大学 助教授 金 中起
「韓国における農林水産物の輸出戦略」
韓国における農林水産物に対する取り組みと、現在抱えている課題について解説していただきました。海外に受け入れられる商品開発を行い、支援を含め新たな市場の開拓を行っていきたいと述べられました。
◇台北駐日経済文化代表処 経済部(農業担当)次長代理 載 徳芳
「台日農林水産物貿易の現状と展望」
台湾と日本の貿易の現状を国別、食品別に比較をされ解説をしていただきました。日本は魅力ある市場であり、Win-Winの関係でお互いのメリット、デメリットにおいて協力、提携することができると述べられました。
 レポート 流通科学部4年 中野綾子(広報アシスタント)

当日は、各界から約200名の方々にご来場いただき、講演に対する活発な質疑応答が行われるなど盛会となりました。ご参加いただきました皆さまへ御礼申し上げますとともに、今後とも流通科学研究所へご理解とご高配を賜りますようお願い申し上げます。