中村学園大学・中村学園大学短期大学部

  • アニマルセンターは、1990年4月栄養科学研究科の設置にともない、健康維持、疾病予防および病態生理に関する栄養科学的研究を目的として、1991年4月に開設されました。
    現在では、本大学(含む短期大学部)における栄養学のみならず、広く生命科学の分野の研究と教育を支援するための施設となっております。

動物実験について

当アニマルセンターは実験動物を飼育管理し、必要な実験設備の整備提供をしています。
動物を用いた研究を始めるにあたっては、本学動物実験委員会の審査と承認が必要であり、承認後の飼育や実験に対しては、倫理規定となる「中村学園大学(含む短期大学部)動物実験に関する規程」に基づき実施しなければなりません。また、アニマルセンターの利用にあたっては、毎年年度始めに開催される講習会を受講すれば、受講者のみに利用許可が出されます。

アニマルセンターに関する
学内規程等

入館者数

利用月 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
4月 14 26 38 69 31
5月 24 62 123 97 169
6月 80 185 126 70 120
7月 147 337 247 101 99
8月 80 142 121 57 59
9月 70 64 216 89 81
10月 82 122 83 77 54
11月 53 95 76 85 49
12月 91 116 48 16 86
1月 29 73 42 27 82
2月 14 92 89 41 65
3月 40 52 100 56 69
合計 724 1,366 1,309 785 964

[2025年3月31日現在]

  • 動物実験の実施状況 [2025年3月31日現在]

    (1)動物実験研究計画書

    • 承認件数 31件(うち2024年度新規6件含む)
    • 実施件数 23件(うち2024年度新規6件含む)

    (2)研究内容

    • 栄養学的実験
    • 発がん実験
    • 生理学的実験
    • 代謝実験
  • 実験動物の飼養保管状況 [2025年3月31日現在]

    動物別のべ飼育匹数*

    動物種 2022年度 2023年度 2024年度
    マウス 35,630 35,125 45,631
    ラット 39,776 37,697 28,112
    合計 75,406 72,822 73,743

    * のべ飼育匹数=匹数×飼育日数

メッセージ

アニマルセンター長
日野 真一郎(栄養科学部 教授)

アニマルセンターは、1990年4月栄養科学研究科の開設にともない、健康維持、疾病予防および病態生理に関する栄養科学的研究を目的として、1991年4月に新設されました。現在では、本大学(含む短期大学部)における栄養学のみならず、広く生命科学の分野の研究と教育を支援するための施設となっております。

動物実験は、ヒトと実験動物の生物としての共通性を前提とし、ヒトに代わって組織、器官および細胞レベルから、個体レベルまでの反応を動物で解析するもので、得られた結果は最終的にヒトに応用されなければなりません。
アニマルセンターは開設以来、本学における研究と教育の発展に大いに貢献していますが、今後も実験動物の適正な飼育・管理を行い、皆様の研究をより強く支援していく所存であります。

なお、本アニマルセンターは日本実験動物学会による外部検証の結果、「適」との評価を受けております。