異文化料理交流会を開催しました
令和6年1月15日(月)、本学の留学生宿舎調理室にて異文化料理交流会を開催いたしました。
この異文化料理交流会は、留学生と日本人学生が自国の料理を互いに教え合い、料理を通じて、交流親睦を図り、異文化理解を深めることを目的として開催しました。
今回の異文化料理交流会では、留学生(すべて中国出身)と日本人学生の計12名の学生が参加し、日本料理(手巻き寿司)、中華料理(四川風麻婆豆腐)を作りました。
はじめに、それぞれの料理の特徴とレシピを代表者が発表し、それぞれの国の料理について学びました。お互いの国で、その料理がどれくらいの頻度で作られているのか、認知度など、レシピの共有だけでなく、文化についても知ることができ、とてもためになる発表だったと思います。
その後、留学生と日本人学生との混合グループで手巻き寿司と麻婆豆腐をそれぞれ調理しました。
普段、料理をしない学生も多く、難しそうな表情を浮かべる学生も散見されましたが、お互いに協力し、最終的にはとても美味しそうな手巻き寿司と麻婆豆腐ができました。
完成後は参加者全員で料理をいただきました。
麻婆豆腐は、日本人学生には少し辛かったようでしたが、留学生には優しめの味付けだったようです。手巻き寿司については、初めて食べる留学生も多かったようで、とてもおいしそうに食べている様子が印象的でした。食事中も料理を囲みながら、お互いの国の食文化について話し、更に知識を深めることができました。
参加者は、「普段作らない料理を、参加者全員と作り、食べることができてとても楽しかった」、「本場の麻婆豆腐を初めて食べたが、とても辛く、中国の食文化を学ぶいい機会になった」などの感想をいただきました。来年度も食を通した異文化料理交流イベントを開催していきたいと思います。
※本異文化料理交流会は、調理前後の手洗い、アルコール消毒、エプロンやビニール手袋、三角巾の着用、食器・調理器具類の熱湯消毒など衛生面を徹底して行いました。